クジラ肉を使った缶詰の詳細です。
今回初めてクジラ肉に挑戦したので、風味などをビギナー向けにレビューします。
クジラ肉の栄養
クジラ肉と日本人との繋がりは長く、古くは縄文時代から利用されているようです。
捨てる所がないと言われ、食べるだけではなく髭や糞までもが使われてきました。
昭和45年位までは学校給食にも利用されていた事からも、クジラ肉の栄養素が高い事は広く知られています。
鶏肉をも凌ぐ高タンパク・低カロリーな食品で、鉄分に関しても馬肉レベルの値を叩き出します。
さらには哺乳類にもかかわらず、DHA・EPA・DPAを豊富に含むという想定外の栄養素まで持っています。
したがってダイエットやトレーニング・成人病の予防にも効果的という、オールマイティーな一面を持つ食材です。
缶詰の概要
元祖くじら屋
鯨大和煮
鯨料理一筋の料理長が吟味した鯨肉を独自のタレに絡めて味付けした一品
今回初めてのクジラ肉としてチョイスした缶詰は、”元祖くじら屋” の表記が付く大和煮となります。
”元祖くじら屋” は渋谷区に店舗を構えるくじら料理専門店で、創業が昭和25年と実に75年の歴史を持つ老舗人気店です。
本商品は、その老舗店が監修した大和煮の缶詰という事になります。
*大和煮(やまとに)は、醤油をベースに砂糖・生姜などで甘辛く煮込む料理です。
そしてメインのクジラ肉には、馬肉の味わいに近いと言われるヒゲ鯨が使われています。
*ヒゲ鯨は歯の代わりに長い髭を持つクジラで、ナガスクジラやミンククジラもヒゲ鯨類に入ります。
製造は釜石市に拠点を置く岩手缶詰株式会社です。
商品スペック
2025/2月
内容量
120g
購入価格
税込322円
栄養成分表示
100g当たり(汁液含む)
熱 量 119kcalたんぱく質 17.1g脂 質 0.6g炭水化物 11.4g食塩相当量 2.62g
原材料
鯨肉(ヒゲ鯨赤肉)、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、砂糖、ゼラチン、おろししょうが、でん粉、食塩、寒天 / 増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸)、カラメル色素、重炭酸Na
ディテール
開封すると、甘く味付けされた醤油ダレの香りがします。
缶詰の中一杯にクジラ肉が入っているので食べ応えもありそうです。
中から大き目のピースを抜き出してみました。
常温では醤油ダレはゼリー状になっています。
クジラ肉は部位によっては白い部分もあるようですが、基本的には赤身の肉となります。
食感は硬めでややパサパサとした口当たりを感じます。
肉の様な弾力はなく、解れる感じは魚に近いような印象を受けました。
低カロリーな食材なだけあってか脂がのったような雰囲気はみられませんでした。
肉に例えるとレバーのような感じでしょうか?
しかし、だからといって不味いという事でもありません。
淡白な食感が逆に独特の味わいとなっており、あっさりと食べれる印象があります。
風味に関してはクジラ肉特有の香りが存在し、哺乳類という事が実感させられます。
しかし、そこまで強いものではないので初めてならば興味深く食べる事ができるでしょう。
肉とも魚とも違う味わいなのですが、個人的には食べ易い方だと思います。
大和煮に関しては醤油がベースなので、日本人ならば慣れ親しんだ味と言えるでしょう。
甘く煮込んだ魚の煮付けのような感じで、味付けとしても食べ易くなっています。
まとめ
食感は硬めで脂を感じさせないスッキリとした味わいです。
脂がのったジューシーな部類ではないので、物足りなく感じる方もいるかもしれません。
恐らく調理法にもよると思うのですが、刺身として食べるならばまた違った味わいでしょう。
風味に関しては多少のクセがありますが、そこまで強いものではありません。
敏感な方は気になるかと思うのですが、過去には学校給食にも使われていた事から子供でも食べ易い味と言えるでしょう。
逆にこれがなければクジラ肉を食べる意義が半減してしまいますが。
肉厚であっさりとした味わいで大和煮との相性も良く、一缶120gを軽く食べ切る事が出来ました。
栄養素もたっぷりと詰まっている事から、またリピートしたい缶詰という印象です。
以上、
元祖くじら屋
『鯨大和煮』でした。
『鯨大和煮』でした。