オレオ チョコレートクリームの詳細と、ミルクに浸す食べ方のアレンジです。
手軽にできる複数のレシピを試しましたので参考にご覧ください。
概要
ナビスコ
オレオ チョコレートクリーム
オレオはニューヨーク マンハッタン生まれ世界100ヵ国以上で愛されているブランド
1912年にアメリカで誕生し既に100年以上の歴史を持つオレオ、
世界的な知名度を持つモンスタークッキーです。
その人気を反映するかのように、本国アメリカでは期間限定品を含め数えきれない程のラインナップを揃えています。
日本での展開はシンプルで、メインフレーバーのバニラクリームに加え、チョコレートクリーム・シュガーゼロ ・ビッツサンド チョコレートと商品数が絞られています。
今回はその中から、チョコレートクリームをチョイスし深掘り調査しました。
さらに定番とも言える、牛乳との組み合わせを複数パターンで検証していきます。
商品スペック
2024/3月
内容量
116g(6枚×2パック)
購入価格
税込119円
(トライアルで購入)栄養成分表示
3枚(標準29.4g)当たり
熱 量 146kcalたんぱく質 1.8g脂 質 6.3g炭水化物 20.6g食塩相当量 0.3g
原材料
小麦粉、砂糖、植物油脂、ココアパウダー、コーンスターチ、食塩/膨張剤、乳化剤、香料、酸味料、酸化防止剤(V.C、V.E)、(一部に小麦・大豆を含む)
ディテール
BOXには6枚で包装されたオレオが2パック入っています。
クッキー部に関しては標準仕様のバニラ味と共通で、中央に ”OREO” の刻印が入る見慣れたデザインです。
表裏で2枚並べてみましたが、図柄は同一なのでオモテウラはありません。
けして品質を問う物ではないのですが、上下でクッキーの位置に多少のズレが見られます。
ナビスコというブランドはアメリカ合衆国の菓子メーカーなので、このオレオについても原産国が中国となる輸入商品となります。
メイドインジャパンであればこの辺りはキッチリと拘ってきそうな所なので、機会があれば日本製サンドクッキーと比べて見たいものです。
余り厚すぎても食べ辛くなってしまいますが、日本人の口にも合う適性サイズと感じます。
総評としては甘さが抑えられた大人のオレオという印象で、バニラ味とは違った美味しさが感じられました。
クッキーを外して見ましたが、割れる事なくすんなりと取れました。
これならばメーカー推薦のクッキーをバラして食べる手法も難なく出来そうです。
中にはやや明るめ、ライトブラウンのチョコレートクリームがサンドされています。
このチョコレートクリーム味なのですが、原材料的にはバニラ味と全く同じと言う不思議な事になっています。
おそらくクッキー部分の材料であるココアパウダーが、そのままクリームにも使われているのではないでしょうか?
従って味わいとしてはクッキー部の延長線上で、緩急の少ない仕上がりとなっています。
全体的にカカオ風味で統一された味となるので、好みによってはクリームの印象に欠ける物足りなさを感じるかもしれません。
バニラ味のサブフレーバーとして、しっかりと棲み分けがなされていると思います。
そのまま食べても十分美味しいオレオなのですが、ミルクに浸す食べ方も広く知られています。
牛乳 アレンジ
そのまま食べても十分美味しいオレオなのですが、ミルクに浸す食べ方も広く知られています。
特に本国では定番のように行われているアメリカンスタイルとも言える手法です。
しかし単純に牛乳内へ投入するだけではなく、個々の好みに合わせた様々な食べ方が存在します。
オレオの美味しさを最大限に引き出すべく、条件を変えながら複数の方法を試しました。
ミルクインに関してオレオ公式としては、以下の様な手順での食べ方をおすすめしています。
①TWIST クッキーを外す
②LICK クリームを味わう
③DUNK ミルクに浸けて食べる
冷たいミルク
先ずはシンプルに冷たい牛乳との組み合わせを試します。
冷蔵庫から出した牛乳をそのまま使うお手軽手法なので、一番馴染み深い食べ方です。
上述したクッキーを分解する方法と、そのまま浸す方法の2パターンで試しました。
クッキーを外して浸す
パッケージでもオススメされている食べ方で、クッキー部を分解してからミルクに浸します。
手順としては、浸す前に中に挟まるクリームをまずは単体で味わいます。
しかし、意外と硬いクリームなのでスプーンを使っても簡単には剥がれません。
結果的に歯を使って削ぎ落とす形となってしまい、マナー的には決して誉められる物ではありません。
この辺りは分別のある大人には若干抵抗感があるので、純真な心を持つ若年層向けの食べ方と言えるでしょう。
取り合えずクリームの味見はそこそこに済ませ、外したクッキーをミルクへDIPしました。
分解した効果なのか、軽く浸しただけでもクッキー部はいい感じに柔らかくなっています。
内部までミルクが浸透しており、全体的にミルキーな味わいとなっています。
クッキーの甘みは減っていますが、ミルクの優しい甘味が主体となり健康的な美味しさが感じられます。
そのまま食べた場合と比べて、食感・甘味ともに大分マイルドになっており、噛む必要がないほどに食べ易くなっています。
そのまま浸す
パッケージから取り出したオレオを分解せずにそのまま牛乳に浸して食べます。
時間がない場合におすすめの、より簡単な方法です。
先ほどのクッキーを外したケースと同じ位の時間、牛乳に浸してみました。
クッキーがサンドさている事により中心部が保護されているので、ミルクの浸透率は低いようです。
したがって分解時よりも食べ応え・食感は強く感じられます。
こちらの方がクッキーとしての味わいが残っているので、オレオの風味を極力消したくない場合には打って付けでしょう。
食べ応えとミルキー風味が両立した安心の手法と言った印象です。
ホットミルク
冷える季節には嬉しいホットミルクでも試して見ます。
身体の内側から温めてくれるホットミルク、ミルキーな香りと相まってこれ以上の癒しはありません。
牛乳に関しては電子レンジを使用し、量に合わせて数十秒加熱しました。
ほんのりと湯気の立ち昇るミルクの中にオレオを投入しました。
暫く置いてスプーンでかき混ぜると、オレオは簡単に崩れていきました。
加熱されたミルクの溶解力は強く、混ぜるほどにクッキーの形は消えていきます。
最終的にはほぼチョコレート風味のミルクと化しました。
味わいに関しては、チョコレートドリンクと言うほど濃厚ではなく、喉越しもクッキーの破片によりザラついている状態なので、飲み物として考えても美味しい物ではないでしょう。
しかし、熱によりミルクにも甘味が増しているので、風味としての印象は悪くありません。
ホットミルクを使う場合、ディップは短時間に抑えて粉砕される前に食べてしまった方が良いでしょう。
きな粉
アミノ酸スコア100を誇り、良質なタンパク質として人気の食材 ”きな粉” を試していきます。
きな粉牛乳として健康食にも取り入れられる組み合わせなので大怪我する事はないでしょう。
北米産の大豆となりますが、リーズナブルな価格で人気のイオン製きな粉を使用しました。
もちろん原材料は大豆100%となります。
きな粉は牛乳に溶かしてしまっても良いと思うのですが、今回は濃厚に味わいたいので直接振りかけて見ました。
ミルクによりクッキーが湿っているので、むせ返る事もなく食べる事ができます。
思惑通りにきな粉が強く感じられ、芳ばしいビター感のある風味がプラスされました。
どこか郷愁感のある味で、アメリカから日本の田舎にトリップしたかのような親近感を覚えました。
はちみつ
ビタミン成分やポリフェノールなど豊富な栄養素を持つ ”はちみつ” 、老若男女から高い支持を得ており、お菓子とのマッチングも抜群です。
オレオに対しても爽やかな風味を与えてくれる事でしょう。
クッキーとしてそのまま食べる場合と比べて、物足りなさを感じてしまう事でしょう。
そこへ蜂蜜を垂らす事で凝縮された濃厚な味わいが蘇りました。
蜂蜜の種類にもよると思いますが、自然の香りが漂うような一味違った甘味が感じられました。
黒蜜
こちらもハチミツとは同系統となる、”黒蜜” による甘味のアレンジとなります。
英語ではブラウンシュガーと呼ばれ、白砂糖にはないミネラル成分がたっぷりと含まれています。
今回は百均で買える国産黒蜜を使用しました。
和菓子にも積極的に使われている黒蜜なので、日本人には馴染みの深い甘味です。
インパクトとしては蜂蜜と同等かと思いますが、こちらの方がより自然な味わいと感じられます。
チーズ
ミルクによって柔らかく変化したオレオに、扱いの簡単なスライスチーズを追加してみます。
適当に細かくカットしてのせました。
クリーミーな塩味が交わり甘ジョッパイオレオが出来上がりました。
チーズという存在感の強い食材が加わった事により、オヤツからデザートへランクアップしたかの様な印象です。
塩分の不足しがちな夏には良さそうなアレンジです。
コーンフレーク
ミルクを使った朝食と言えばコーンフレークの存在が挙げられます。
忙しい朝でも手軽にエネルギー摂取ができる優れたメニューです。
これにオレオを加えて、更にボリュームアップしてみましょう。
糖分が気になる場合には、プレーンタイプのフレークを使うと良いでしょう。
ミルクとコーンフレークに関しては既に完成された美味しさなので、今更説明の必要はないでしょう。
そのサクサクとした食感の中にあって、オレオがカカオと甘味で強力に味変効果を出してくれました。
今日は大事な予定がある、そんな朝にはオレオを追加してエネルギーチャージしておきたいです。
カフェオレ
牛乳とコーヒーと言えば定番の組み合わせなので、オレオでもカフェオレは試しておきたいです。
コーヒーは冷たい牛乳にも溶ける粉末タイプを使用しました。
ある程度コーヒーの色味が出る位の量を入れたのですが、カカオによるビター感がマシマシとなりました。
苦味が全面に押し出されて、一気に大人の味に変貌しました。
まとめ
オレオのチョコレートクリームに関しては、甘さが抑えられた大人の味という印象でした。
クリームがそこまで主張をしていないので、甘味の強いお菓子が苦手な方にも受け入れられそうです。
以上、
『オレオ 牛乳 アレンジ』でした。
牛乳との組み合わせですが、これまで個人的にはクッキーをミルクに浸すという行為を積極的に行う事はありませんでした。
”面倒” ”子供っぽい” というイメージがあり、成人してからはあえて試す事は無くなっていました。
今回久しぶりのミルクインとなったのですが印象はかなり良く、牛乳で味わってこそオレオの良さが理解できると感じました。(ミルク内で解れ易く出来ているので他のビスケットとは一線を画しています)
手軽に牛乳の栄養素を摂る事もできるので、ミルクを飲む習慣のない方には良いかもしれません。
アレンジに関しても甘い物からショッパイ物まで、組み合わせは無限大です。
朝食をはじめ、様々なシュチュエーションで活用できそうなポテンシャルを感じました。
注意点としては、甘さが抑えられて食べ易くなるだけに摂取カロリーには注意したい所です。
以上、
『オレオ 牛乳 アレンジ』でした。