2024年2月4日日曜日

ポテトチップス コスト比較 トップバリュ 湖池屋 しお味


価格を抑えたトップバリュ製のポテチ、果たしてその内容はどうなのでしょうか?

低価格にはそれなりの理由があるはずですが…

大手メーカー品との比較を交えデメリットを徹底調査しました。




概要


TOPVARU
ポテトチップス しお味


パッケージのコメント
じゃがいもの味わいを引き立てる瀬戸内海産の海塩を使用。
すっきりとしたしお味です。

優れた商品力で高い人気を誇るトップバリュ、

オヤツやオツマミに大人気のポテトチップスもしっかりとラインナップしています。

もちろんこのポテチでも優れたコスパを発揮しており、他社製品よりも10%ほどの価格的アドバンテージを得ています。

今回選んだものは、ポテトチップスの定番とも言える ”しお味” となるので、フレーバーに左右されない実力が判断できそうです。

同シリーズには他にも、のりしお味・コンソメ味が準備されているので品揃えでも抜かりはありません。

製造は湖池屋が担っているので、品質面でも間違いはないでしょう。



商品スペック



2024/2月

内容量

60g

購入価格

税込83.16円

栄養成分表示

1袋60g当たり
熱   量   337kcal
たんぱく質   2.6g
脂   質   22g
炭水化物    33.4g
糖   質   30.8g
食物繊維    2.6g
食塩相当量   0.7g 

原材料

ばれいしょ(国産)、植物油、食塩、ぶどう糖/調味料(アミノ酸)



ディテール



先ずはトップバリュのポテチを単体で確認してから、湖池屋製品と味・価格を比較します。

同時に両製品を食べ比べて見たので、一部でも明確な違いがあれば気づくはずです。


トップバリュ しお味



上記画像が60g、全容量となります。

内容量としては、多くのポテチが通常品として採用している60gなので、馴染みのあるサイズ感です。


中に入るサイズに関しては大小ありますが、特に偏りなど目立った点は見受けられません。


パッケージにも大きく記載されていますが、メインとなるジャガイモには国産品が使われています。

地域に関しては記載されていませんが、これはトップバリュ製に限った事ではありません。

遺伝子組み換え問題に関しても、国産野菜であれば食用品としては生産されていないので安心です。


ポテチの食感を大きく左右する厚みですが、やや厚めにカットされているのでしっかり目の印象です。

薄めのポテチに比べてパリッと感は少なめですが、その分ジャガイモの味わいが強く感じられます。


断面からはジャガイモの皮がはっきりと見られるので、素材の味わいを強調している印象を受けました。

まとめて口に含めば、ジャガイモ感がよりいっそう際立ってきます。


塩味のバランスも良いので止まらない美味しさが感じられました。

日本での生産量トップを誇る瀬戸内海産の塩を使用と、原材料でも手抜きは見られませんでした。


湖池屋との比較


日本でのポテチ先駆者でもある、製造元の湖池屋ポテトチップスと比べてみました。


フレーバーはもちろん塩味となるのですが、湖池屋製では素材の旨味をアピールするかのような ”じゃがいもと塩” というネーミングが付けられています。

シンプルながらもポテチファンの目を引き付けるには十分なインパクトが感じられます。


左:トップバリュ  右:湖池屋

両者を並べて見ました。

若干の色味や湾曲角度の違いはありますが、大きな違いではなく個体差レベルとも感じます。


ジャガイモに関しても厚み・皮の付き具合とよく似ており、方向性は間違いなく同じです。

食感・塩加減も同系統なので、両者を混ぜられたならば判別は不可能でしょう。

製造元がどちらも同じ湖池屋製となり、原材料表示でも後半の調味料の項目が多少異なるだけなので、違いは微少と言わざるお得ません。

特別なこだわりがなければ価格の安い方を選んで良いでしょう。


価格の比較


トップバリュ製品については陳列がイオン系販売店に限られるので、ディスカウント型スーパーマーケットの ”ザ・ビッグ” での価格をもとに比較しました。

トップバリュ しお味
税込83.16円(100%)

湖池屋 じゃがいもと塩
税込104.76円(125%)

2024/2月時点での価格となりますが、実に2割以上の差が開いていました。

内容量・品質ともに同等品という事を考えると、無視できない価格差です。

湖池屋 ”じゃがいもと塩” に関しては、最安値店を探しても税込95円(114%)が限界でしたので、プライベートブランドの価格を下回る事はほぼ不可能と言えるでしょう。



まとめ



大手メーカー製よりも価格が抑えられた商品ですが、これと言ったマイナス面は見当たらず塩味のポテトチップスとして美味しく頂く事ができました。

低価格を実現している明確な理由は不明ですが、この辺りはプライベートブランドの努力の結晶なのではないでしょうか?

湖池屋・カルビーと言ったメジャー商品の場合、最安値店を探してもトップバリュに対し1割強ほど高いので価格的な優位は揺るぎません。

オヤツやおつまみに日々活躍してくれるポテチ、毎日の事を考えるとこのトップバリュ製を利用しない手はないでしょう。


以上、

 トップバリュ
ポテトチップス しお味』でした。