”じゃがいもと塩” という意味深な名前が付いた、湖池屋製ポテトチップスの詳細です。
湖池屋曰く、味付けにこだわったポテトチップスの原点という位置付けの商品。
果たしてそのネーミングに値する味わいとなっているのか?徹底調査しました。
概要
湖池屋
ポテトチップス じゃがいもと塩
じゃがいもと塩の絶妙なバランスにこだわった国産じゃがいもの美味しさが引き立つ王道の味
ポテトチップスのパイニア、湖池屋が発売するポテトチップス ”じゃがいもと塩”。
基本味とも言える塩味に対し、素材をアピールするかのような大胆なネーミングが付けられています。
これも長年培ってきたノウハウからくる自信の表れなのでしょうか?
以前は一般的な ”うすしお” だった名前を、インパクトのある ”じゃがいもと塩” にリニューアルしたという事なのですが…
その思惑通りに、強く興味がそそられ購入してしまいました。
期待が大きいだけに平凡な印象に終わってしまった場合には、ガッカリ感が強く残ってしまう事でしょう。
湖池屋製品のイメージダウンとならなければ良いのですが…
今回はレギュラーサイズの60g品に加え、内容量が約半分の27g品を使い調査しました。
60g品はスーパー、27g品については100均にて2個セットでの購入です。
商品スペック
2024/2月
価格的には大手スーパーで購入した60g品の方が安く購入できました。
内容量
60g
27g
購入価格
60g 税込95円(1個)
27g 税込108円( 2個)
栄養成分表示
1袋60g当たり
熱 量 340kcalたんぱく質 3.3g脂 質 21.6g炭水化物 33.0g食塩相当量 0.6g
1袋27g当たり
熱 量 153kcalたんぱく質 1.5g脂 質 9.7g炭水化物 14.9g食塩相当量 0.28g
原材料
60g・27g共通
馬鈴薯(日本:遺伝子組換えでない)、植物油、食塩、デキストリン/調味料(アミノ酸等)
価格的には大手スーパーで購入した60g品の方が安く購入できました。
27g品は容量も少なく(2個合わせても)、この辺りは小分け品のデメリットと言えます。
カルビーでもこの60gをレギュラーサイズとしており、ポテチファンには馴染みのサイズ感です。
こちらが27g品の全容量で、レギュラーに対し約半分という量です。
個体差なのか、この27g品の方が色味が濃く感じます。
矢張りある程度焼き色が付けられていた方が、視覚的にも食欲がそそられてきます。
もちろん国産のジャガイモが100%使われていますが、産地に感しては公表されていません。
香り的には塩と揚げた匂いで、特にクセも感じられないオーソドックスなものです。
サイドから見ると一般的なポテチより微妙に厚いようで、食べてみてもしっかり目の歯応えがあります。
その分パリッとした食感は減っていますが、同社の ”PURE POTATO じゃがいも心地” よりは薄めなので厚切りというレベルではありません。
風味に関しても厚みの効果が出ており、ジャガイモの旨味や甘みが色濃く感じられます。
原材料には調味料が使われているので一概にジャガイモだけの旨味とは言えませんが、仕上がり感としては好印象でした。
極薄の軽快感とはトレードオフとなるので好みが分かれる所ですが、個人的にはジャガイモの味わいと適度な歯応えが両立した絶妙な厚みと感じました。
所々に皮付きの部分が見られるのですが、ジャガイモ好きならばテンションが上がってしまうポイントでしょう。
塩加減に関してもほんのりとしたポテトの甘味とのバランスが良く、飽きずにいくらでも食べれそうな味わいでした。
ジャガイモと塩、それぞれ素材の味が引き立っており、ワンランク上の味わいが感じられました。
まとめ
やや厚めにジャガイモがカットされた、素材の美味しさに重点を置いたポテトチップスと言った印象です。
通常のポテチの場合、パリッとした軽快な食感を出す為に薄さにこだわりが置かれています。
それ故にポテトの味わいが薄くフレーバーで補っている面も見られます。
ある程度の厚みを確保す事でジャガイモ本来の味わいを出すことができるので、味付けが最小限にできるのではないでしょうか?
フレーバー的にはシンプルなポテチとなりますが、商品名通りにポテトと塩の味わいが光る商品でした。
以上、
湖池屋 ポテトチップス
『じゃがいもと塩』でした。
『じゃがいもと塩』でした。