2024年1月13日土曜日

カカオチョコパイ 100均 ダイソー

海外製チョコレートパイの詳細です。

phaner製とTastee製の比較も含めてたレビューとなります。





概要


phaner
カカオチョコパイ


パッケージのコメント
マシュマロをサンドしたふんわり食感

phanerというブランド名が付く ”カカオチョコパイ” 、原産国がベトナムの輸入商品となります。

チョコレートパイの形態としては中にマシュマロが入る事から、ロッテのチョコパイではなく森永エンゼルパイと同系統のようです。

気になる製造メーカーなのですが、このphanerはベトナムの大手製菓会社ファム グエンのブランドとなります。

ファム グエン製品はベトナムおよび世界30カ国以上、200,000の小売店で販売されているそうです。

世界を股にかけた取引をしている事からその実績は確かな様ですが、品質的に国産品と違いがあるのか気になる所です。

輸入者はダイソー商品ではお馴染みのエヌエス・インターナショナルとなります。



商品スペック



2024/1月

内容量

72g(4個)

購入価格

税込108円

原産国

ベトナム

栄養成分表示

1個(標準18g)当たり
熱   量   75kcal
たんぱく質   1.0g
脂   質   2.7g
炭水化物    11.7g
食塩相当量   0. 1g

原材料

砂糖、水あめ、小麦粉、植物油脂、鶏卵、ココアパウダー、ショートニング、コーンスターチ、脱脂粉乳、全粉乳、カカオマス、ホエイパウダー(乳成分を含む)、ゼラチン、大豆たんぱく、食塩/ソルビトール、乳化剤(大豆を含む)、グリセリン、膨張剤、香料 (乳成分を含む)、プロピレングリコール、保存料 (プロピオン酸Ca)、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(BHA、BHT)



ディテール



商品は4個入りとなりますが、もちろん個別包装がなされています。


全体がチョコレートに包まれた様子からは、海外製品とは言え違和感はありません。


低価格品なのでミニサイズと予想していましたが、直径が約60mmあるのでそこまで小さくは感じませんでした。


裏面はややチョコレートがまだらになっている様にも見えるのですが、これは製造過程を考えると止むを得ない所でしょう。

機会があれば日本製のチョコパイと比べてみたい部分です。


高さは約25mmあり十分な厚みと感じます。

若干上下の位置合わせが甘い様にも見受けられますが、リーズナブル品にそこまでの精度を求める訳にはいきません。


中に入るスポンジにはカカオが練り込まれており、中央部のマシュマロクリームはミルク風味となっています。

食べてみるとカカオが効いたビター風味で甘さが抑えられています。

表面のチョコはパッリとしてスポンジ部は柔らかく、マシュマロクリームからもしっかりとした弾力が感じられます。

総合的には日本製のものと遜色のない味わいと感じました。

袋から出されて振る舞われた場合、海外製品とは気づかない事でしょう。


比較


同じくダイソーで売られていたTastee製チョコレートパイと比較をして見ます。

このチョコレートパイは、カカオチョコパイと同じくベトナム製となるのですが、輸入者は韓国の総合食品メーカー ヘテグループのヘテパシフィック株式会社となります。

左:カカオパイ  右:チョコレートパイ


左のカカオパイの方が明らかに一回り大きいです。

高さに関しても若干カカオパイの方が厚く感じるのですが、表示されている容量は共に18gと同じ値です。


カカオチョコパイのスポンジ部はチョコ色に染まったカカオ風味となり、チョコレートパイの方は真っ白なミルククリームとなります。


食感に関してなのですが、カカオチョコパイの方が柔らかくて反発が強く感じられます。

対して右のチョコレートパイはやや硬めで、味が凝縮されているような印象がありました。

したがって、カカオチョコパイの方が内部のエアーが多くふんわりと作られている為に、それが大きさの違いとなって現れているようです。

味わいとしてはカカオが香るビターなカカオチョコパイと、ミルキーな甘味のチョコレートパイに分かれ、共に甲乙付け難い魅力が感じられました。

リーズナブルという事もあり、両方とも交互に食べたい美味しさです。



まとめ



低価格品を売りとした海外製品となりますが、チョコレートパイとして平均点をクリアした良品と感じました。

カカオを使ったビターな味わいも、しっかりと日本人の舌に合わせられているので、必要以上に甘すぎると言った事もありません。

昨今の物価高問題もある事なので、日本製チョコパイを常用している方にも一度試して欲しい商品です。


以上、
 
カカオチョコパイ』でした。