2023年11月8日水曜日

衣がサクサク 牛肉コロッケ ニチレイ パンサンドを検証しました。


ニチレイフーズ製、売上No.1を誇る冷凍コロッケの詳細です。

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数ある揚げ物料理の中でも高い人気を誇るコロッケ。

大正時代に考案されて以来、今や欠かせない国民食となっています。

その用途は広くランチやお弁当は勿論の事、小腹を満たす為のオヤツまでも網羅する活躍を見せています。

店頭には調理品から冷凍品まで数多くの商品が並ぶので、豊富な種類から選ぶ楽しみもあります。

ニチレイフーズが発売するこの冷凍牛肉コロッケは、お弁当やパンサンドの利用に便利な一口サイズのコロッケとなります。

冷凍コロッケ市場で売上No.1という実力派商品、じっくりと深掘りしました。





概要


ニチレイ
衣がサクサク牛肉コロッケ


パッケージのコメント
売上No.1
北海道産じゃがいも使用! 

この牛肉コロッケは、販売金額ベースで売上No.1という実績を誇る人気商品、ニチレイの主力商品となっています。

・2018年2月~2023年1月
・インテージSRI+ 調査

サイズ的には、お弁当での使用をメインとした一口サイズのコロッケとなります。

商品ポイントとしては、ネーミングにもなっている食感に加えて以下の内容があげられます。

サクサクとした衣 

揚げ物の魅力である揚げたてのサクサク食感、これを再現する事はレトルト商品最大の課題と言えます。

あえて ”衣がサクサク” と商品タイトルにまで入れる所は、ニチレイの自信が伺えます。

北海道産じゃがいも使用

メインとなるジャガイモには北海道産を使用と、材料的にはベストチョイスがなされています。

総生産量の約80%が北海道産という人気野菜、その風味に期待したい所です。

牛肉

コロッケの種類としては牛肉が使われた ”牛肉コロッケ” となるのですが、気になる所はその使用量となります。

パッケージ画像の断面からは目立った肉片は見られないので、そこまでの期待はできませんが、どこまで風味が出ているのか気になる所です。

着色料・保存料・化学調味料不使用

レトルト食品での懸念と言えば健康面なのですが、着色料・保存料・化学調味料が不使用という事なので、毎日のお弁当にも安心して利用ができそうです。



商品スペック



2023/11月

内容量

144g(6個入り)

購入価格

税込213円

栄養成分表示

1個
熱   量   87kcal
たんぱく質   1.2g
脂   質   6.5g
炭水化物    5.8g
食塩相当量   0.2g
カリウム    50mg
リン      13mg

原材料

野菜(ばれいしょ(国産)、たまねぎ)、牛肉、砂糖、しょうゆ、小麦粉加工品、パン粉、ビーフオイル、大豆加工品、みりん、食塩、粒状植物性たん白、香辛料、しょうゆ加工品、衣(パン粉、植物油脂、でん粉、粉末状植物性たん白、粉末卵白)、揚げ油(大豆油、なたね油)/加工でん粉、酢、アセロラ濃縮果汁、増粘剤(キサンタンガム)、(一部に小麦・卵・牛肉・大豆を含む)



ディテール



ミニサイズのコロッケが1個づつプラトレイに収ります。

合計で6個入りとなり、1個当たり税込35.5円のコストとなります。(大手スーパーで購入)


トレイは1個づつ分離が可能なので、必要分だけの使用・取り置きが容易にできます。


直径約50mm・重さが1個当たり24gと、コロッケとしてはかなり小さく感じます。(500円玉と並べてみました)

標準的なコロッケの場合 60g〜70g 位あるので、約1/3の大きさと考えて良いと思います。

1個が小さいので食べ応え的には弱い印象がありますが、パッケージ全容量としては標準コロッケ2個分と決して少なくはありません。



こんがりときつね色に揚げられたコロッケ。

そこには ”揚げ過ぎ” などと言うマイナス面は一切感じられず、視覚からも大いに食欲がそそられてきます。

これにグリーン系の野菜を添えれば、お弁当もさぞかし映える事でしょう。



断面を見ると白を基調とした色味をしており、シンプルなジャガイモコロッケという感じです。

使われてる具材は ”ばれいしょ・たまねぎ・牛肉” の3種類なので、当然単色の色合いとなります。

薄っすらと黒ずんだ部分に牛肉がミックスされていると思うのですが、肉そのものを目視で確認する事は難しいです。



衣のサクサク具合なのですが、レンジ加熱をすると衣に油が浮き出てしまうので、しんなりとした印象が強くなります。

やはりサクサク食感を目指すならば、表面を軽くオーブンで炙りたい所です。

しかし、基本的にはお弁当を想定した商品なので、衣に関しては一度冷めてからのキープ力が高いという印象でした。

冷めた状態で食べた場合、衣の硬さがしっかりとしているのでサクッとした食感で食べる事ができます。


ジャガイモに関しては小さいながらも風味が良く、派手な味付けがされていない自然な味わいが感じられました。

牛肉片は見られなかったのですが、ほんのりとしたビーフのコクが感じられ、シンプルなポテト風味に牛の旨味が加わっていました。



パンサンド



ミニサイズという小型のボディーを活かすならば、やはりコッペパンへのサンドは試したい所です。

今回はタカキベーカリー製の ”カスクートフランス” を使いコロッケサンドを試してみました。


小麦全粒粉が配合された、香ばしい柔らかめのフランスパンとなります。

あらかじめ中央部に具材 in 用の切り込みが入れられているので、アレンジには最適なパンです。

4本入り、税込224円で購入しました。


フランスパンらしく底面には手粉が付きます。


サンドイッチとは違って片側が閉じているので、奥行きが少なくハミ出し部分が多く感じます。

ミニサイズのコロッケなのでそのまま挟みましたが、半分にカットしてもよさそうです。



隙間を千切りキャベツで埋めてみました。



自然な甘味のフランスパンなので、具材の味わいが引き立っています。

コロッケは衣の食感がしっかりとしているので、シャキシャキのキャベツに負けず存在感を出しています。

ソースは控えめにして、素材の美味しさを楽しみたい組み合わせです。



まとめ



お弁当を想定したミニサイズのボディーですが、小さいながらもポテトの味わいはしっかりとしていました。

適度な衣の硬さがサクサク感を演出し、冷めた状態で力を発揮するコロッケという印象です。

餡の中に牛肉片は見つかりませんでしたが、ビーフの風味が感じられソースを付けずとも美味しく食べる事ができました。


パンサンドを作る場合でも、ハムや卵など挟む具材は無限にありますが、揚げ物の中では最有力となりそうな実力を感じます。

レンジ調理の手軽さとお弁当サイズに特化したクオリティー、売上NO.1という実績から見ても一度は試したいコロッケです。



以上、
 
衣がサクサク 牛肉コロッケ』でした。

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