2023年10月22日日曜日

クリーム オー(Cream-O)バニラ ダイソー・100均


主に百均などで販売されている、ホワイトクリームがサンドされたココア風味クッキーの詳細です。

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アメリカ発のベストセラークッキーとして高い知名度を誇る オレオ(OREO)。

ニュージャージーに本社を置くナビスコが販売しており、世界的に人気を博しているお菓子です。

ホワイトとブルーを基調としたパッケージは一目でオレオと認知できるほどの馴染みがあり、ここ日本でもサンドクッキーの雄として定番化しています。


そのオレオを明らかに意識したであろうクッキーが、この ”クリーム オー(Cream-O)” となります。

パッケージのカラーリング・描かれたクッキー画像も瓜二つなので、店頭に陳列されていればオレオと思い込んで手に取る方が続出している事でしょう。

しかし、ここまで似せてくると人気商品に対して真っ向勝負を挑んでいる自信作なのか?とも取れます。

消費者目線としては、商品内容がイメージし易いので味が想像し易く、ある意味メリットと捉える事もできますが。


個人的には本家オレオを暫く食べておらず、味に関しては記憶をたどる状況です。

しかし、あえて本家と直接比較する事はせずに、この ”クリーム オー” を単体で食べてクオリティーを確認したいと思います。

安価なフェイク品ならば比較するまでもなく、随所にボロが出てくる事でしょう。





概要


jack'n jill
Cream-O



パッケージのコメント
クリームサンドクッキー
バニラ

ブラック色のサンドクッキーが描かれたブルーのパッケージ、これを見てオレオを思い出さないお菓子ファンはいません。

ロゴマークに関しても、本家(OREO)はアルファベットのオーが両脇に配置されるのですが、このクリーム オー(Cream-O)はCとOではさむ事で上手く?イメージを寄せています。

全体的なパッケージの印象は間違いなくオレオを踏襲しており、本家と思い込んで購入する方も少なくはないでしょう。


気になる製造元なのですが、Jack 'n Jillというブランドが冠されたベトナム原産の輸入クッキーとなります。

Jack 'n Jill はマレーシアに拠点を置く、URC Malaysia(URC マレーシア)の主要ブランドで、1984年に設立されて以来スナック・ビスケット・チョコレートなどの製造をしています。

輸入者は大阪市に拠点を置くエヌエス・インターナショナル、

ビスケット・クラッカー・キャンディーなど世界のお菓子を輸入・販売する会社となります。

NSINのウェブサイトでは、輸入・販売会社としては国内トップクラスとアピールがなされています。



商品スペック



2023/10月

内容量

14枚(7枚×2パック)

購入価格

税込108円

原産国

ベトナム

栄養成分表示

1パック7枚(標準70g)当たり
熱   量   343kcal
たんぱく質   4.6g
脂   質   14.4g
炭水化物    48.7g
食塩相当量   0.9g

原材料

小麦粉、砂糖、植物油脂(パーム油)、ココアパウダー、脱脂粉乳、コーンスターチ、食塩、卵黄パウダー/膨脹剤、乳化剤、カラメル色素、香料、 (一部に小麦・乳成分・卵・大豆を含む)



ディテール




数量は合計で14枚入っているのですが、7枚づつの2つに分かれて包装されています。


主要原料のココア色に染まったクッキー、オレオ風味には欠かせない色味です。

香り的にはクリームが中心となり、ほんのりとカカオが漂っています。


中央部にはブランド名となる ”jack'n jill” の刻印がなされています。

直径は約45mm(500円玉は26mm)で、1口で頬張るには丁度食べ易い大きさに感じられます。


サンドタイプのクッキーとしては標準的な厚みと感じます。


クッキーを割ってみましたが、中には十分な量のホワイトクリームがサンドされています。

ナッツやチョコチップなどの固形物は入らない、オーソドックスなクリームです。



クッキー部は見た目の通りにココアが効いており、ビターな風味を楽しむ事ができます。

食感はハードタイプの硬いものではなく、崩れ易くシャリシャリとした感覚がありました。

ホワイトクリームは特にフレーバーは付いておらず、シンプルな甘味が中心の味となっています。

ビターなビスケットに程よい甘みのクリームはバランスが良く、いくらでも食べれてしまうような美味しさが感じられました。

後味には強めの塩味がアクセントとして効いるので単調な味とはならず、飽きのこないビスケットといった印象でした。



まとめ



人気クッキーの雰囲気を全面に押し出した商品なのですが、けしてチープな印象はありませんでした。

サンドクッキー・ココア・ほろ苦と言った特徴が上手くまとめられているので、美味しく頂くことができました。

味の違いに関しては、本家オレオのヘビーユーザーでなければ、まず気になる事はないと思います。

やはり価格的な優位性は揺るぎが無く、現時点での価格差を見ると…

価格は 23/10 時点での大手スーパー調べ

オレオ オリジナルBOX
5枚 x 2袋 = 10枚 98g(税込203円)

オレオ ファミリーパック
3枚 x 8袋 = 24枚 235.2g(税込321円)

クリーム オー
7枚 × 2袋 = 14枚 140g(税込108円)

オレオファンの方もこの価格差を見てしまうと、本家にこだわる理由が削られてしまう事でしょう。

総合的にはお菓子のジェネリック品とも言える、財布に優しい良品といった印象でした。


以上、
 
クリーム オー』でした。