コイケヤ製、ポテトチップスの詳細です。
シリーズには複数のフレーバーが準備されているのですが、今回はじゃがいもの美味しさを最大限に引き出したという ”芋まるごと” を深掘りしました。
湖池屋
パッケージのコメント
概要
湖池屋
プライド ポテト 芋まるごと
あえて食塩を使わず、北海道産昆布などの旨みによって、じゃがいも本来のおいしさを最大限に引き出したポテトチップス。
まず目に付いた所は、食塩不使用という部分です。
ポテチの美味しさと言えば、塩が振りかけられた薄いポテトの食感となるので、塩気のバランスは非常に重要なポイントとなります。
その塩分を大胆にもカットするという、斬新なポテトチップス。
若干の不安がよぎりますが…
食塩に頼らず自然の美味しさを活かしたという事なので、天然の旨味成分でどこまでカバーできているのかがポイントとなります。
湖池屋のプライドをかけたという味に期待してみましょう。
商品スペック
2023/8月
内容量
12g x 4袋
購入価格
税込108円
栄養成分表示
1袋12g当たり
熱 量 67kcalたんぱく質 0.4〜1.0g脂 質 4.1g炭水化物 6.8g食塩相当量 0.01〜0.03g
原材料
馬鈴薯(日本:遺伝子組換えでない)、植物油、デキストリン、香味油、ぶどう糖、昆布、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、酵母エキスパウダー、昆布エキスパウダー、かきパウダー
ディテール
今回試した商品は、少量で小分けされた4連タイプとなり、上記が1袋の全容量12gとなります。(通常サイズは1袋55gです)
食べやすい大きさの ”ひとくちカット” シリーズなので、中には細かい欠片も含まれています。
特に味付けはされていないので、色味は優しいきつね色となります。
減塩されているポテチですが、指に付く油の量は標準的です。
食べて見ると塩味をはじめ、味付け的な物は一切感じられない素朴な味わいです。
その為なのか、僅かにほんのりとした甘みが感じられます。
ポテチの歴史を振り返ると甘いフレーバーもいくつか発売されていますが、それらとは全く違う素材から来る甘さのようです。
しかし、その甘みがどこから来ている物なのか?やや出所が不明瞭な印象もありました。(ポテト?油?)
デメリットとしては、アクセントとなる塩分がなくなったが為に、油がフューチャーされてしまっている所です。
栄養成分的には、通常のポテチよりも塩分が控えられているので優位性があると思うのですが、食べた印象としては油っぽい感覚が強くなっています。
まとめ
プレーンなあっさりポテチをイメージしていたのですが、食べた印象としてはやや違っていました。
塩味・味付けが弱いせいか、油分が強調されてしまっている感覚があり、やや重めの味わいと感じました。
もう少し油が抑えられていれば、じゃがいも本来の味がストレートに感じられたのではないでしょうか?
しかし、油が必須のポテトチップスなので、その辺りは難しい所かとも思います。
油の存在を踏まえた上で味わうべき商品なのかもしれません。
以上、
湖池屋
『プライド ポテト 芋まるごと』でした。