北海道の味をコンセプトに開発された、”日清のラーメン屋さん” の詳細です。
シリーズの中から ”函館しお” 味を深掘りします。
ニッシン
ウェブサイトから
”日清のラーメン屋さん” には、以下のフレーバーがラインナップされています。
・札幌みそ
・函館しお
概要
ニッシン
北海道 函館しお
新食感の "もちちゅる麺" で、さらにおいしくなりました! 北海道産ホタテだしのうまみが溶け込んだ、コクのあるしおスープのラーメンです。
函館ラーメンと言えば、やはりすっきりした味わいの塩ラーメンがイメージされます。
シリーズの中であっさりとしたラーメンが食べたい場合には、この ”函館しお” を選ぶ事になるでしょう。
特徴としては海道産のホタテだしが使われた塩スープと、新食感という "もちちゅる麺" と名付けられた麺となります。
ニッシンが函館の名を冠したラーメンとなる本品、通常の塩ラーメンとは一味違った風味が味わえそうです。
商品スペック
2024/4月
百均のダイソーで購入、2個で100円商品として陳列されていました。
購入価格
税込108円(2個)ダイソーで購入
栄養成分表示
1食(87g) 当たり
熱 量 396kcal
たんぱく質 7.3g
脂 質 15.9g
炭水化物 55.8g
食塩相当量 4.4g
めん・やくみ 1.7g
スープ 2.7g
カルシウム 131mg
熱 量 396kcal
たんぱく質 7.3g
脂 質 15.9g
炭水化物 55.8g
食塩相当量 4.4g
めん・やくみ 1.7g
スープ 2.7g
カルシウム 131mg
原材料
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、小麦全粒粉、食塩、しょうゆ)、スープ(食塩、 動物油脂 (鶏、豚)、ポーク調味油、ほたて調味料、糖類、ポーク調味料、ごま、香辛料、 オニオンパウダー、チキン調味料、たん白加水分解物、植物油脂)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、香料、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、カラメル色素、(一部にかに小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
メーカー推薦の作り方
①鍋に450mlのお湯を沸騰させる
②麺を4分間茹でる
③粉末スープと調味ベースを加える
スープはチキン・ポークをベースとし、”北海道産のホタテだし” が加えられた塩スープです。
粉スープ単体では、オーソドックスな塩ラーメンという感じで、やや素っ気のない味という印象を受けました。
しかし、液体状の調味ベースを加えると香り・味わいに深みが増し、一段レベルの上がった味となります。
ホタテだしを確認する上でも調味ベースを後入して、2段階の味を楽しんで見ると良いかもしれません。
全体の印象としては、オーソドックスな食べやすい太さのちぢれ麺です。
伸びに強く食べ応えもあるので、インスタントながらクオリティーは高いのではないでしょうか?
塩スープともマッチしており、違和感なく箸が進んで行きました。
スッキリした味わいを特徴とする塩ラーメン。
トッピング
スッキリした味わいを特徴とする塩ラーメン。
なるべくクドくならないように、塩スープが活きる方向性のトッピングを試していきます。
白物野菜
日本で人気の高い白物野菜の中から、塩ラーメンに合いそうな玉ねぎ・長ネギ・モヤシをチョイスしてトッピングしました。
香り的には長ネギが中心となります。
味わいとしてはやはり食感のインパクトが大きいです。
モヤシと言えば味噌ラーメンとの組み合わせが思い浮かびますが、塩スープともしっかりと馴染み全く問題ありません。
野菜塩ラーメンとなり、健康面ではメリットしかないトッピングと言えるでしょう。
精神面でもラーメンを食す際の罪悪感が低減されたように感じます。
レモン
塩ラーメンと言えば、このフルーツとの組み合わせを試さずにはいられません。
巷では密かな人気を得ているレモンラーメン。
コンサバな方にとっては邪道とも取れるアレンジですが、一度は試してみたい組み合わせです。
レモンは簡易性に優れた100%果汁を使用しますが、使いやすいだけに入れ過ぎには注意したいです。
香りの強いフルーツなので分量を見誤ってしまうと、レモン一辺倒の味となってしまいます。
味を確認しながら数滴づつ垂らしていき、ベストなバランスを探っていくべきです。
画像を見てもレモンが入っている事は全く分かりませんが、雰囲気だけでも感じて欲しい所です。
元が塩スープなので酸味との組み合わせはマッチしています。
やや控えめに投入しましたが、適度な刺激がプラスされて印象が大きく変わりました。
爽やかなフルーツの酸味が効いたラーメンというイメージで、夏にこそ食べたい味です。
塩バターコーン
塩ラーメンにとって最強のトッピングと言えば、バターをおいて他なりません。
動物性の強力な塩味が加われば、ワンランク上の味わいを楽しむ事ができるでしょう。
コーンは缶詰を後乗せし、バターは使い勝手の良いチューブタイプを使用しました。
ただでさえ柔らかいチューブバター、数十秒放置すれば あっと言う間に溶けていきます。
スープを一口飲めば、その違いは歴然です。
コクのあるバターの塩味がプラスされて、塩ラーメンの旨味が強力に増しています。
このクリーミーで芳醇な旨味は、粉末での再現は不可能でしょう。
実物のバターを使ってこその味わいです。
また、コーンのプチプチとした食感はアクセントを超えるインパクトがあり、無限に食べ続けられる美味しさです。
温玉 & 粗挽き胡椒
インスタント袋麺には手軽なトッピングとして人気の温泉卵、大きく味変してくれるその美味しさは唯一無二の存在です。
さらに胡椒を粗挽きでハンドミルし、スパイシーな香りをプラスします。
粗挽き胡椒を多めにトッピングしましたが、塩スープの味わいは決して弱まってはいません。
元の味がしっかりとしているので、辛味とのハーモニーを楽しむ事ができます。
メインの温泉卵を割ると、スパイシーなスープがクリーミーな方向へと一変しました。
スープの塩味と胡椒の辛味が優しい卵黄のコクと混じり合い、まるで別の料理を食べているようです。
さらにチーズ的な乳製品を追加したならば、カルボラーナのような味わいも期待できる事でしょう。
ワカメ&白ゴマ
ファンではなくとも時折食べたくなるワカメラーメン、手軽に海の幸が追加できる人気のトッピングです。
この ” 函館しお” はホタテだしが使われた塩スープなので、海鮮どうしマッチングは良さそうです。
今回使用したワカメは、インスタント麺のトッピングに特化した乾燥タイプとなります。(魚の屋:ラーメンの具)
出来上がったラーメンに的量をのせました。
具材はワカメだけではなく、コーンやニンジンなども見受けられます。
また、おまけ程度にスープに入れられていた白胡麻ですが、こちらも追加で大量投入してみました。
やはり実物の海産物が入るとその効果は大きく、ホタテだしのスープに厚みが増した印象です。
白胡麻の方ですが、噛み砕くほどにゴマの芳ばしい香りが広がっていき、ワンポイントのアクセントとして予想以上の効果が得られました。
サバ缶
ややストロングスタイル系のアレンジとなるサバラーメン、おおむね青魚好きには好評を得ているトッピングです。
味わいだけではなく、DHAに代表される鯖の持つ豊富な栄養素も魅力となります。
両者とも塩味がベースとなるので、仮にアンマッチだとしても大怪我する事はないでしょう。
麺が茹で上がる直前の鍋に切り身を投入し、温まる程度に煮込みました。
サバ缶に含まれる水分に関しては、”函館しお” の風味を活かすためにも使用は控えました。(水煮缶の水分には鯖の栄養がたっぷりと含まれているので別途で使用しました)
肉厚のある身は柔らかく、フィッシュステーキとも言える食べ応えがあります。
サバ缶に含まれる水分に関しては、”函館しお” の風味を活かすためにも使用は控えました。(水煮缶の水分には鯖の栄養がたっぷりと含まれているので別途で使用しました)
適度に塩味が効いたサバの身にスープが加わる事で、ジューシーさが増したような印象も受けました。
チャーシューにはない違った美味しさなのですが、暖かいスープの中で青魚特有の風味が強調されたようにも感じました。
したがって青魚に不安がある方は、普通に白ご飯で頂く方が不難でしょう。
癖のある味わいが好みの方には、一度チャレンジして欲しいトッピングです。
白菜
食べ応えのあるボリュームと、シャキシャキ食感で人気の白菜を試します。
冬の風物詩とも言える鍋料理も、季節野菜の白菜がなければ始まりません。
白菜は麺と一緒に投入して数分間茹でました。
粉末スープは後入なのでお湯で煮込んだのですが、スープが濃厚なので白菜もしっかりとした味で食べれます。
元来あっさりとした野菜なので、種類問わずスープとの親和性は高い印象です。
この ”函館しお” とのマッチングでも、海鮮をベースとした塩鍋のような味わいで全く違和感はありません。
野菜の甘みも感じられ、改めて白菜の美味しさを見直す事ができました。
和野菜の良さを引き出してくれる満足度の高い組み合わせです。
セロリラーメン
インパクトのある海鮮スープが特徴の ”函館しお” ですが、さらに香味野菜のセロリを使い香り豊かなラーメンに仕上げたいと思います。
麺と一緒にセロリ・チンゲン菜を煮込み、最後に溶き卵を落としてみました。
葉の部分を中心に使ったのですが、ほどよく野菜のアクセントが効いてセロリ入り卵スープのような爽やかなラーメンに仕上がりました。
セロリが好きな方限定とはなりますが、インスタント食品のネガティブ面を一掃してくれる香味野菜、一度試しても良いかもしれません。
まとめ
価格を抑えたシンプルなラーメンなのですが、スープ・麺と基本がしっかりと押さえられており、チープさを感じさせない仕上がりでした。
特に別体で付く液体調味ベースが効果的に使われており、濃いめの海鮮風味が感じられました。
トッピングに関しては応用の効く塩スープなので、時にはレモンなど冒険して見るのも良いでしょう。
王道の塩バターコーンは、元となるスープにしっかりとした風味が付いていので、バターとのハーモニーを堪能する事ができました。
以上、
日清のラーメン屋さん
『函館しお』でした。
『函館しお』でした。