湖池屋ポテトチップス、コンソメ風味の詳細です。
スナック菓子界では超が付くほどの人気フレーバーとなるコンソメ。
肉や野菜を煮込んだ出汁が元となり、旨味成分がたっぷりと入っているので、その人気にも納得です。
日本におけるポテチ界では、長年に渡り湖池屋とカルビーの間でせめぎ合いが繰り広げられています。
カルビーでもコンソメには力を入れており、通常品に加えコンソメ風味が2倍という「コンソメWパンチ復刻版」も発売中です。
歴史的には湖池屋の方が古く一日之長があると言えるのですが、改めて現在のコイケヤ製コンソメ風味を確認したいと思います。
概要
湖池屋
ポテトチップス 金のコンソメ
1962年に湖池屋ポテトチップスが誕生。その後、量産化の成功によりポテトチップス文化を築いてきた湖池屋は、創業当初から日本の大地で育ったじゃがいもとじゃがいもの美味しさを引き出す”味付け”にこだわってきました。これぞ、ポテトチップスの原点です。
金のコンソメチキンとポークに特製スパイスをブレンドし黄金比の美味しさをギュッと詰め込んだ風味豊かで濃厚なやみつきの味
個人的にはポテトチップスに関しては長年カルビー派を貫いており、湖池屋製品に関しては時折 ”のり塩” を頂く程度となります。
従ってコイケヤ製ポテチ関しては知識も乏しくラインナップも把握出来ていない状況でした。
そんな折にこの ”金” の文字が付くポテトチップスが目に止まりました。
”金” と言えばやはりセブンプレミアムが脳裏をよぎります。
セブン製品における ”金のシリーズ” の美味しさは既に広く認知され人気を博しています。
本来はカルビー派なのですが、”金” の文字に特別感を抱き購入してしまいました。
しかし、あらためて湖池屋のラインナップを確認してみると特別仕様的な意味合いはなく、あくまでもレギュラー仕様のコンソメ味のようです。
ネーミングに釣られてしまった感があるのですが、せっかくの機会なので湖池屋のポテチをフラットな気持ちで確認していきます。
商品スペック
2023/5月
購入価格
税込108円
栄養成分表示
1袋60g当り
熱 量 338kcalたんぱく質 3.3g脂 質 21.6g炭水化物 32.8g食塩相当量 0.9g
原材料
馬鈴薯(日本:遺伝子組換えでない)、植物油、砂糖、食塩、香辛料(大豆を含む)、ぶどう糖、ミートエキス調味パウダー(乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、酵母エキスパウダー、オリゴ糖、香味油(小麦・大豆を含む)、りんご果汁パウダー/調味料(アミノ酸等)、酸味料、パプリカ色素、甘味料(スクラロース、ステビア、カンゾウ)、香料、香辛料抽出物
産地は不明ですが、使われるじゃがいもは国産100%となっています。
ディテール
パッケージ裏面の背張り部分を破る ”パーティー開け” と呼ばれる方法で開封しました。
画像に写るものが全容量(60g)です。
コンソメの香りはそれほど激しくは匂っていません。
割れている物は少なく、形状キープ率は高いようです。
コンソメ味らしい食欲をそそる黄金色のカラーリング。
食べて最初に感じた所は強めとなる甘味の存在です。
個人的にはコンソメ = 塩味中心というイメージなので、予想外の甘みには若干戸惑いを感じました。
カルビー製に慣れ親しんできた自分には、甘味が強過ぎて塩気の刺激が物足りなく感じます。
これまで食べてきた ”コンソメパンチ” は決してスタンダードではなく、パンチが効いた尖ったコンソメ風味だったようです。
湖池屋の優しいコンソメ風味に触れた事で、あらためて ”パンチ” と名付けられた意味に気付かされた気分です。
今回は1袋一気に食べたのですが、優しい味のせいかまだまだ食べれそうな勢いが残っています。
コンソメパンチの場合1袋完食すれば十分な刺激得られるので、両者方向性がだいぶ違う様に感じました。
食感に関してはカルビー製と大きく変わる事なく、ポテトチップスらしい軽快な美味しさでした。
手につくパウダー量も特に目立つ所はなく、標準的と感じます。
塩分量比較
実際に使われる食塩相当量を比べると意外にも ”金のコンソメ” の方が多い状況です。
1袋60g当りの食塩相当量
湖池屋 金のコンソメ
0.9g
カルビー コンソメパンチ
0.5g
甘味中心の湖池屋がカルビーの倍近い数値となる逆行現象、これには複雑な心境となりました。
やはり自分の好みとしては、少ない塩分量で刺激が得られるコンソメパンチに軍配が上がります。
まとめ
”金のコンソメ” という特別感の感じられるネーミングですが、湖池屋のラインナップの中ではレギュラー仕様のコンソメとなるようです。
カルビーにおける ”コンソメWパンチ” のような特化した商品では無く、あくまでもスタンダードな位置付けとなります。
その味わいは予想とは違い、甘味がフューチャーされたコンソメ味でした。
塩味の刺激が少なく優しい味わいとも言えるのですが、コンソメのイメージからはやや逸脱しているようにも感じました。
しかし、選択枠が多いことは消費者にとって良い事かと思います。
全く同じ様な味付けでは面白みもありませんし、コンソメパンチでは塩味が強すぎるという方にはお勧めです。
ただし、使われる塩分相当量は逆に多くなっているのでご注意下さい。
以上、
以上、
コイケヤ ポテトチップス
『金のコンソメ』でした。