100円ショップのダイソーで買えるクッキーの詳細です。
DAISOで買える数あるお菓子の中から2種類のフレーバーを持つ、クッキークラン(CookieClan)を深掘りしました。
商品の目印としては大きくCCの文字が描かれています。
こちらの商品はマレーシアからの輸入商品となり、輸入者は千葉県を拠点とする(株)ハッピーポケットになります。
クッキークラン チョコケーキ
2023/05
まずは2種類ある内のチョコレート風味を試していきます。
フレーバーとしては ”チョコケーキ” と記載されており、何やら通常のチョコ風味とは違っているようです。
そのネーミングからは柔らかな印象があり、ソフトクッキーではないかと予想されます。
パッケージでは味に感しての説明が一切されていないのですが、画像を見るとカントリーマアムのような雰囲気があります。
ブラウンカラーに焼き上げられたカラーリングからは豊富なカカオの香りが連想されます。
背景にはチョコチップが無数に散りばめられているので、チョコチップクッキーなのでしょうか?
詳細
8個入りで個別包装となります。
クッキークランと名付けられていますが、Clanとは一族や部族という意味になります。
1個当たり13.5円です。
表面には細いひびが無数に入っています。
香りはチョコと言うよりもココア感が強めです。
表 うら
周囲を見回してもチョコチップは見られません。
割ってみると限りなくソフトな感触でした。
焼かれた表面にはほんのりとした固さがありますが、通常のクッキーとは違った柔らかさが感じられます。
周りが固くないチョコパイのような雰囲気もあり、ケーキという表限も間違いではありません。
外はサックリ中はしっとりのカントリーマアムをもう一段ソフトにしたような印象です。
味わいとしては甘さは控えめでややビター寄りとなり、数は多くありませんが中にはチョコチップも入っています。
ソフトクッキーとも違った弾力のある柔らかさで美味しく頂く事ができました。
しかし、この食感は室温による影響も大きいと思います。
上記の試食時は室温約26℃でしたが別日に約20℃でも試してみた所、明らかに硬めの食感と感じました。
スポンジの様な弾力は減り、前回との印象もガラッと変わってしまいました。
試しに10秒ほどレンジで加熱してみたのですが、ほんのりと熱が加わり出来立ての様な柔らかさが復活しました。
気温が低めの場合には試してみるのも良いかと思います。
商品スペック
内容量
8枚
購入価格
税込108円
原産国
マレーシア
栄養成分
1枚(標準12g)当り
エネルギー(55kcal)、たんぱく質(0.8g)、脂質(2.4g)、炭水化物(7.5g)、食塩相当量(0.07g)
原材料
小麦粉、植物油脂、砂糖、ココアパウダー、麦芽エキス(大麦麦芽、でん粉)、チョコチップ(砂糖、植物油脂、ココアパウダー、ホエイパウダー)、全粉乳、マルチトールシロップ、鶏卵、水飴、でん粉、アーモンド、ヘーゼルナッツ、食塩/膨張剤、乳化剤、増粘剤(加工デンプン)、香料、(一部に卵・乳成分・小麦大豆を含む)
クッキークラン ミックスベリー
2023/05
パッケージのコメント
イチゴ:1.1%、クランベリー:1.0%、ブルーベリー:0.7%使用
クッキーの中に果物のジャムが入る ”ミックスベリー” 。
複数のフルーツが個別のクッキーとして入る訳ではなく、ひとつのフレーバーとしてミックスされています。
使われているフルーツは、ブルーベリー・クランベリー・ストロベリーと3種類が混合されています。
ブルーベリーとイチゴはお菓子のフレーバーとしても馴染み深いフルーツなのですが、クランベリーの方はいまひとつピンときません。
未知数のクランベリーが加わり、どのように仕上げられているのか気になる所です。
中にはジャム状のピューレが入るので、粘着力のある裂け方です。
クッキーは固過ぎず柔らか過ぎず、オーソドックスなものとなります。
味わいとしてはやはり中に入るピューレの印象が強い為、クッキー自体は目立つ存在ではありません。
最大の特徴となる部分は、ゼリー状となった粘り気のある食感です。
グミとまでは行きませんが適度な弾力があり、独特の味わいを生み出しています。
爽やかなベリーとの相性も良く、フルーツクッキーとして完成度は良いと思います。
また後味にはクッキーの塩味が効いており、甘みを引き立てるアクセントとなっていました。
比較
同じくダイソーで発売されているストロベリークッキーと比較してみます。
左側がクッキークランとなり、上から見るとひと回り大きいです。
右のストロベリークッキーからはほんのりとシナモンの香りが感じられました。
横から見るとクッキークランの方が平べったい形をしています。
粘り気に関しては同等で、とても良く似た食感となっています。
クッキークランの方がベリーの味が濃くも感じるのですが、その違いは微々たるものです。
したがって味わいに関しては余程の通でなければ、両商品の違いに気づかないのでは?と思います。
商品スペック
内容量
8枚
購入価格
税込108円
原産国
マレーシア
栄養成分
1枚(標準12g)当り
エネルギー(51kcal)、たんぱく質(0.5g)、脂質(1.9g)、炭水化物(8.1g)、食塩相当量(0.1g)
原材料
小麦粉、ミックスベリージャム(砂糖、水飴、冬瓜、イチゴ、ブルーベリー)、 植物油脂、砂糖、水飴、鶏卵、ホエイパウダー、クランベリー、食塩/膨脹剤、香料、ゲル化剤(ペクチン)、pH調整剤、増粘剤(加工デンプン)、アントシアニン色素、(一部に卵乳成分・小麦を含む)
まとめ
2種類のフレーバーを持つクッキークランですが、両商品には大きな違いが感じられました。
単純に中に入るピューレが違っているという訳ではなく、クッキー本体から別物となります。
全体にカカオが練り込まれ独特の食感が味わえるチョコケーキと、オーソドックスなクッキーの中に爽やかなフルーツジャムが入るミックスベリー。
両商品とも食感に特徴のあるクッキーとなり、一度は試したくなる味と感じました。
決してチープな印象ではないので満足度は高いかと思います。
以上
『クッキークラン』でした。