ヤマザキ製パン、チルドどら焼きの詳細です。
コスト・具材・食べ応え・オリジナリティなどをレビューします。
概要
ヤマザキ
クリームたっぷり 生どら焼き プリン風味
パッケージのコメント
カラメルソースとヨード卵・光入りカスタードホイップをもちもちのどら焼で サンドしました。
もっちりとした生地と厚いホイップクリームで人気の山崎クリームたっぷり 生どら焼き。
季節ごとに多彩なフレーバーが投入され、どら焼きファンを飽きさせない商品展開がなされています。
今回はヨード卵・光が入ったカスタードホイップとカラメルソースの組み合わせとなります。
ホイップクリーム自体はシリーズ共通となるので、目新しい部分で言えばカラメルソースとなりますが、フレーバーとしてのインパクトは若干弱く感じられます。
ポイントとしては、どれだけプリン感が出ているのか?と言う所と、ヨード卵・光の実力となります。(12%配合)
ヨード卵・光とは?
”健康なたまごは、健康なニワトリから生まれます。” をコンセプトにNOSAN(日本農産工業株式会社)が開発。
海藻粉末・魚粉などを配合した、専用飼料で飼育された鶏から生まれた卵。
スペック
2023/4月
購入価格
税込105円
栄養成分表示
1個
熱 量 275kcalたんぱく質 2.8g脂 質 14.6g炭水化物 33.2g食塩相当量 0.3gヨ ウ 素 9.6μg
原材料
ホイップクリーム (国内製造)、砂糖、カスタードフラワーペースト (植物油脂、砂糖、水あめ、卵、全粉乳、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、でん粉、寒天、食塩、小麦粉)、小麦粉、カラメルソース、卵、ぶどう糖、大豆粉、乳化油脂、もち粉、でん粉、生クリーム、寒天 / 加工デンプン、ソルビット、乳化剤、膨脹剤、グリシン、ホエイソルト、pH調整剤、糊料(増粘多糖類)、着色料(カラメル、フラボノイド、カロテノイド)、香料、リン酸塩(Na)、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)
ディテール
開封時点ではプレーンな皮の香りが漂います。
特にプリンを感じる事はありません。
多少歪になっていますが許容範囲です。
クリームがたっぷり詰まっているので、どうしても変形はし易いです。
もちもちとした皮はシリーズ共通の特徴となります。
上側の皮をめくりました。
カラメルソースは左側に寄っていますが、これもあるあるです。
どら焼きの皮を外して見ると、改めてクリームの迫力を感じます。
カスタードホイップ
ヨード卵・光が使われたというプリン風味のカスタードホイップ。
甘さは控えめですが、確かにコクは強めに感じられクリーミーに磨きがかかっています。
カラメルソース
カラメルソースは、プリンに入っている様な濃厚な甘さではなく、そのままでも食べれてしまいます。
味わいとしては、カラメル特有のコクが際立っていました。
もちもちしたどら焼きの皮はシリーズ共通の柔らかさで、今回も安定した美味しさでした。
中に入る ”カスタードホイップ” と表現されるクリームですが、ホイップクリームのようにフワフワに特化したものではなく、カスタードクリームと混ぜ合わされた物のようです。
ある程度の歯応えがあるのでモチモチの皮とミックスされると、確かにプリンのようなテイストが感じられます。
カラメルソースに関しては黒糖のようなコクが感じられ、甘味控えめのクリームに大きなアクセントを与えてくれました。
当初はプリンの底に入っているような強い甘さを予想していたのですが、そこまでの濃い味わいではありません。
もちろんしっかりとした甘さはありますが、同時に苦味とも思える深みのある味わいが感じられました。
ミルキーなクリームとカラメルが組み合わされているので、当然プリンの味にはなるのですが、カラメルのインパクトが強いのでプリンとはまた違った美味しさと感じました。
まとめ
プリン風味という事で甘味一辺倒の味を予想していたのですが、意外にもカラメルソースが活躍してくれてました。
本物プリンの場合には少量の濃いカラメルが底に敷いてあり、タイミングを見計らい本体と混ぜ合わせていきます。
しかし、このどら焼きの場合はカラメルソースが味の中心となっています。
甘さはほどほどでカラメルのコクが前面に押し出されています。
プリン味ではなくカラメル味と名乗っても良いのではないかと思いました。
個人的にはビターや酸味との組み合わせが好みなので、このプリン風味にはそこまでの期待はしていなかったのですが、良い意味で予想を裏切られました。
このカラメルの風味には、クセになる美味しさを感じます。
『クリームたっぷり 生どら焼き プリン風味』でした。