2023年3月12日日曜日

クリームたっぷり 生どら焼き 小倉あん&抹茶ホイップ


ヤマザキ製パン、チルドスイーツの詳細です。

コスト・具材・食べ応え・オリジナリティなどをレビューします。




ファーストインプレッション


YAMAZAKI
クリームたっぷり 生どら焼き 小倉あん&抹茶ホイップ


パッケージのコメント
風味豊かなつぶあんと抹茶の風味が香る
ふんわりとしたホイップをもちもちの生地でサンドしました。

 

ボリュームのあるクリーム量で人気の、ヤマザキ ”クリームたっぷり 生どら焼き”、

これまで様々なフレーバーが展開されてきました。

旬のフルーツや季節野菜などが取り入れられて来ましたが、決してコストをかけ過ぎる事なく、アイディアを駆使して満足度を上げる工夫がなされています。

このシリーズに魅了されたスイーツファンも多いかと思います。

抹茶に関しても過去にリリースされており、わらび餅と合わせられた

 ”抹茶わらび餅&抹茶風味ホイップ” は記憶に新しい所です。

プルプル食感が際立った美味しさでしたが、今回の抹茶はオーソドックスに小倉あんとの組み合わせとなります。

抹茶の苦味が、どのようにドラ焼きと融合しているのか期待が膨らみます。





価格・成分表・原材料 (2023/3月)



購入価格
税込127円

栄養成分表示
 1個
熱   量   291kcal
たんぱく質   3.5g
脂   質   14.0g
炭水化物    37.8g
食塩相当量   0.3g

原材料
ホイップクリーム(国内製造)、つぶあん、砂糖、小麦粉、卵、ぶどう糖、大豆粉、乳化油脂、もち粉、でん粉、抹茶、水あめ、抹茶風味ペースト、生クリー ム、寒天/加工デンプン、ソルビット、乳化剤、膨脹剤、ホエイソルト、pH調整剤、糊料(増粘多糖類)、着色料(クチナシ、カロテノイド)、香料、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)



ディテール



シリーズ共通のプラ製仕切りが付き、型崩れを防止しています。



厚みのあるクリームですが、適度に硬さがあるので食べ応えがあります。



上側の生地をめくりましたが、アンコは見えません。


逆に下側をめくるとアンコが出て来ました。

中央付近に埋もれています。


断面を見るとアンコの厚みは、最大値でクリーム全体の1/3位です。



このどら焼きはチルド商品となりますが、生地は冷蔵状態でも柔らかさを保ちモチモチとしています。

粘り気が感じられるような弾力をもっているので、柔らかさに関して不満が出る事はないでしょう。

生地の間に挟まるクリームはホイップタイプとなりますが、柔らか過ぎずに適度に硬さがあるので、非常に食べ応えがあります。

泡のように一瞬でなくなってしまうのではなく、しっかりとクリームを味わう事ができました。

厚みのあるどら焼きですが、この高さをキープできているのも納得です。

その抹茶クリームの味わいは、甘さ控えめでビター風味となります。

単体で食べると甘味が少なく、やや物足りない印象がありました。


逆に中央部に埋め込まれた小倉あんは、しっかりとした甘みを備えていました。

ちょっと強過ぎかなという位の濃厚な味わいが感じられます。


このWクリームを一緒に食べて混じり合うと丁度良く、まさにハーモニーと言った美味しさです。

おそらく、小倉あんと抹茶クリームを同等の甘さで仕上げた場合、この味わいは出ないでしょう。

濃厚な小倉あんを、ビターでクリーミーな抹茶クリームが包み込む、ダブル構造だからこそ実現できた緩急のついた美味しさです。



まとめ



クリームたっぷりシリーズの ”小倉あん&抹茶ホイップ”、

期待どうりのビターテイストが感じられ、抹茶風味を堪能する事ができました。

抹茶の苦味と餡子のハーモニーが高いレベルで仕上げられ、日本人の琴線に触れる事間違いありません。

価格面でもコストが抑えられた秀作と感じます。

自己採点では9割以上の勝率を誇るこのシリーズ、今回も高い満足感を得る事ができました。

今後の展開も楽しみでなりません。


以上、

クリームたっぷり 生どら焼き
小倉あん&抹茶ホイップ』でした。