2023年2月26日日曜日

濃~いお茶&ミルキーシュークリーム ビター風味強めです。


不二家製、チルドタイプシュークリームの詳細です。

コスト・具材・食べ応え・オリジナリティなどをレビューします。




ファーストインプレッション


不二家
濃~いお茶&milkyシュークリーム



パッケージのコメント
鹿児島県産お茶
うがい粉末茶使用

ペコちゃんでお馴染みの不二家から、ミルキーシュークリーム。

同社には ”ペコちゃんのほっぺ” というパフ生地を使った人気シリーズがありますが、本品はシュー生地が使われたスタンダードなシュークリームとなります。


フレーバーは鹿児島県産のお茶を使用した、”濃~いお茶” 味となります。

水に溶けやすいようにアレンジされた ”うがい粉末茶” を使用し、監修は茶師十段の池田研太氏が担当という事なので、風味には期待が出来そうです。

不二家のお家芸となるミルキーと、煎茶の苦味がどの様なバランスで組み合わされているのか、楽しみが大きいスイーツです。



価格・成分表・原材料 (2023/2月)



購入価格
税込108円

栄養成分表示
 1個当たり
熱   量   239kcal
たんぱく質   4.4g
脂   質   17.4g
炭水化物    16.1g
食塩相当量   0.2g

原材料
ホイップクリーム (乳成分を含む) (国内製造)、卵、牛乳、ファットスプレッド (乳成分を含む)、砂糖、小麦粉、加糖練乳、卵黄(卵を含む)、生クリーム(乳成分を含む)、緑茶、ゼラチンパウダー (卵・小麦を含む)、でん粉、バニラシロップ、食塩/ 加工デンプン、グリシン、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、着色料(クチナシ、カロテノイド)、香料(乳・大豆由来)



ディテール






クリームは硬め

Wクリーム仕様




薄い小麦色のシュー生地に大きな特徴はなくオーソドックス、香ばしさ控えめでプレーンな様相です。

しっとり感少なめですが、歯切れが良くストレスなく食べ進める事ができます。


中に入るクリームはホイップやカスタードとは違い、予想外にしっかりとした硬さがありました。

柔らかいクリームの場合あっという間に食べきってしまいますが、適度な硬さがあるのでじっくりと味わう事ができます。

この辺りは食べ応えにも通じるかと思います。


肝心のお茶クリームにはしっかりとした苦味があり、予想を上回るレベルと感じました。

シュークリームという性質上、そこまで大きくビター寄り振る事はないと思っていたのですが、ある意味攻めたバランスとも言えます。

お茶クリームの中には更に白いクリームが入り、こちらはミルキーな味わいとなります。

苦味の効いたお茶クリームにミルキーな甘味が加わり、また違った美味しさが感じられます。


甘さ一辺倒のシュークリームとは一線を画すビター風味、まさにビ大人の味という印象でした。



まとめ



昨今のチルドシュークリームはホイップやカスタードなど柔らかいクリームが主流となり、とろける食感を全面に押し出しています。

しかし、このミルキーシュークリームは硬さのあるクリームを採用し、ある意味貴重とも言える存在です。

硬めのクリームは食べ応えも強いので、満足度も大きく感じられました。

とろける様に直ぐ無くなってしまうのではなく、クリームをしっかりと味わえる仕立てとなっています。


柔らかクリームが多数を占めるシュークリームの中で、個性が光る味わいと感じました。


以上、

濃~いお茶&ミルキーシュークリーム』でした。