ファーストインプレッション
不二家
鹿児島県産お茶うがい粉末茶使用
ペコちゃんでお馴染みの不二家から、ミルキーシュークリーム。
同社には ”ペコちゃんのほっぺ” というパフ生地を使った人気シリーズがありますが、本品はシュー生地が使われたスタンダードなシュークリームとなります。
フレーバーは鹿児島県産のお茶を使用した、”濃~いお茶” 味となります。
水に溶けやすいようにアレンジされた ”うがい粉末茶” を使用し、監修は茶師十段の池田研太氏が担当という事なので、風味には期待が出来そうです。
不二家のお家芸となるミルキーと、煎茶の苦味がどの様なバランスで組み合わされているのか、楽しみが大きいスイーツです。
価格・成分表・原材料 (2023/2月)
価格・成分表・原材料 (2023/2月)
購入価格
税込108円
栄養成分表示
1個当たり
熱 量 239kcalたんぱく質 4.4g脂 質 17.4g炭水化物 16.1g食塩相当量 0.2g
原材料
ホイップクリーム (乳成分を含む) (国内製造)、卵、牛乳、ファットスプレッド (乳成分を含む)、砂糖、小麦粉、加糖練乳、卵黄(卵を含む)、生クリーム(乳成分を含む)、緑茶、ゼラチンパウダー (卵・小麦を含む)、でん粉、バニラシロップ、食塩/ 加工デンプン、グリシン、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、着色料(クチナシ、カロテノイド)、香料(乳・大豆由来)
ディテール
薄い小麦色のシュー生地に大きな特徴はなくオーソドックス、香ばしさ控えめでプレーンな様相です。
しっとり感少なめですが、歯切れが良くストレスなく食べ進める事ができます。
中に入るクリームはホイップやカスタードとは違い、予想外にしっかりとした硬さがありました。
柔らかいクリームの場合あっという間に食べきってしまいますが、適度な硬さがあるのでじっくりと味わう事ができます。
この辺りは食べ応えにも通じるかと思います。
肝心のお茶クリームにはしっかりとした苦味があり、予想を上回るレベルと感じました。
シュークリームという性質上、そこまで大きくビター寄り振る事はないと思っていたのですが、ある意味攻めたバランスとも言えます。
お茶クリームの中には更に白いクリームが入り、こちらはミルキーな味わいとなります。
苦味の効いたお茶クリームにミルキーな甘味が加わり、また違った美味しさが感じられます。
甘さ一辺倒のシュークリームとは一線を画すビター風味、まさにビ大人の味という印象でした。
まとめ
昨今のチルドシュークリームはホイップやカスタードなど柔らかいクリームが主流となり、とろける食感を全面に押し出しています。
しかし、このミルキーシュークリームは硬さのあるクリームを採用し、ある意味貴重とも言える存在です。
硬めのクリームは食べ応えも強いので、満足度も大きく感じられました。
とろける様に直ぐ無くなってしまうのではなく、クリームをしっかりと味わえる仕立てとなっています。
柔らかクリームが多数を占めるシュークリームの中で、個性が光る味わいと感じました。
以上、
『濃~いお茶&ミルキーシュークリーム』でした。