ファーストインプレッション
不二家
カントリーマアムのバニラが好きなあなたへ。素材にとことんこだわり仕上げた華やかに香るバニラの味わい。コーヒー、紅茶と癒やしのひとときをお愉しみください。
ウェブサイトから
カントリーマアムならではのバニラのおいしさを追求した、バニラ感溢れる華やかな味わいに仕立てました。コーヒー、紅茶とともに癒しのひとときをお楽しみください
カントリーマアムの基本味とも言えるバニラ&ココア。
既にバニラフレーバーをラインナップしているにも関わらず、さらに贅沢モデルの投入という華尼拉ファンにとっては神対応、嬉しい限りです。
バニラとココアの抱き合わせではなく、バニラだけを食べたいという声があったのかも知れませんが、カントリーマアムとバニラの相性の良さを考えればそれも納得です。
マダガスカル産のバニラと、エクアドル産のカカオを20%使用したチョコチップ。
量産菓子では考えられない贅沢素材の使用です。
”素材にこだわった” というレベルの簡単な言葉では言いつくせない、まさにバニラのおいしさを追求したカントリーマアムです。
価格・成分表・原材料 (2022/7月)
価格・成分表・原材料 (2022/7月)
内容量
16枚
購入価格
税込298円
栄養成分表示
1枚(標準10.6g)当たり
熱 量 51kcalたんぱく質 0.5g脂 質 2.4g炭水化物 6.8g食塩相当量 0.046g
原材料
小麦粉(国内製造)、砂糖、植物油脂、チョコレートチップ(乳成分を含む)、還元水あめ、卵、白ねりあん(乳成分を含む)、全脂大豆粉、水あめ、脱脂粉乳、食塩、卵黄(卵を含む)全粉乳、乳等を主原料とする食品、バニラビーンズ/加工デンプン、乳化剤(乳・小麦・大豆由来)、香料(乳・大豆由来)、安定剤(加工デンプン、キサンタン)、カラメル色素、膨脹剤
ディテール
ほんのりときつね色の表面生地。
カントリーマアムの特徴である手作り感のあるうねりが、この贅沢バニラでは抑えられています。
クッキー生地なので細かいクラックが見てとれますが、それでもなお上品なたたずまいを感じさせます。
中には大粒のチョコチップが見えます。
この贅沢バニラは素材にこだわったという事なので、構造に大きな差はないと思われます。
質の良い芳醇なバニラの香り…
先入観というか、プラシーボ効果と申しますか、これだけリッチ感を全面に出されればバニラの香りにも忖度しそうになります。
しかし、自分はこれまで相当な数のカントリーマアムを消費してきました。
目をつぶっていても違いは解ります。(味覚なので当然か?)
カントリーマアムは外側がサックリとし中がしっとり食感なのですが、明らかにしっとり感が増しています。
粘着量が増したようにも感じられる食感は、同時に上質感をも増している印象です。
香りに関しては感覚的なものなので何%アップという表現はできないのですが、広がりのあるバニラの甘い香りがノーマル品とは違った味わいを感じさせてくれました。
比較
左が贅沢バニラ、並べてみると形状にかなりの違いがあります。
よそ行き用におめかしをしたかのように、カントリーマアムの特徴である独特のうねりが消えさりました。
ワイルド感がなくなり、普通のクッキーに成り下がってしまったような寂しさを感じます。
チョコチップの配列まで、綺麗に見えてきました。
改めて食べ比べてみると、やはり贅沢バニラの方がしっとり感が強いです。
噛み砕いていく食感の中にも上質さが感じられ、ハイソサエティな印象を受けました。
味わいに関してはノーマルも決して負けてはいませんが、全体のクオリティーとしてはやはり贅沢バニラが優っています。
まとめ
執筆時点での購入価格を計算すると以下の価格差となりました。
1枚当たり
ノーマル 13.9円
贅沢バニラ 18.625円
この1枚、4.725円の差をどう受け止めるかという所になります。
この贅沢バニラ、ファミリーパックのように食い散らかすのではなく、まずは落ち着いて食べて欲しいです。
”やめられない止まらない” 方式で食べてしまうと、折角のマダガスカル・エクアドル産の風味も吹き飛んでしまいます。
バニラにはリラックス効果のある成分も入っているので、一つ一つ優雅に味わいながらティータイムを最大限に楽しむ為のツール、という考えで接して欲しいお菓子です。
もちろん食欲を満たす事は大切な事なのですが、お菓子によってメンタルヘルスが満たされれば、これ以上の至福はないと思います。
以上、
カントリーマアム
『贅沢バニラ』でした。
『贅沢バニラ』でした。