2023年5月19日金曜日

コンビニおでん 具材の比較 、アレンジ付き。

セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・TOPVALU・ 高浜

コンビニ・スーパーで買えるレトルトおでん、具材のレビューです。


買い置きに便利なチルドタイプのおでん、消費期限が1カ月以上と長い事が特徴です。

おでんに使われるの具材には定番から変わり種まで種類が多く、一説には数百種あると言われています。

バリエーションの幅が広いおでん種、コンビニ各社の商品も具材に違いが出ていますので ” おでん” 選びの参考にして頂ければと思います。




エントリー


セブンイレブン
おでん




ウェブサイトから
かつおと昆布をバランスよく使ってだしをきかせた1人前のおでんです。厚切り大根、玉子、さつま揚、きんぴらの三角揚げ、焼ちくわ、こんにゃく、昆布、豆腐揚げボールが入って、温めるだけで簡単に美味しいおでんをお楽しみいただけます。


ちくわ

さつま場け

豆腐揚げポール

三角揚げ

水煮大根

ゆで卵

こんにゃく

昆布



大根・たまご・コンニャクと基本の具材を押さえたセブンのおでん。

コンニャクには味が染みるよう切り込みの配慮がなされ、厚みがあるので歯応えも良いです。

昆布はやや小さめと感じます。


8種の具材のうち4種が練り物とやや面白みに欠ける具材のラインナップ。

変わった具材としては豆腐揚げポール位でしょうか?

柔らか食感で他の練り物とは一味違う存在感を出しています。

全体としてはオーソドックスなおでんという印象です。


価格
税込213円

具材
8種
ちくわ、さつま場け、豆腐揚げポール、三角揚げ、水煮大根、ゆで卵、こんにゃく、昆布

成分表 
1袋480g当たり 
熱   量   166kcal
たんぱく質   13.4g
脂   質   5.3g
炭水化物    17.3g
糖   質   14.9g
食物繊維    2.4g
食塩相当量   5.3g
原材料
魚肉ねり製品(ちくわ、さつま場け、豆腐揚げポール、三角揚げ、水煮大根(中国製造又はインドネシア製造)、ゆで卵、こんにゃく、昆布/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ソルビトール、水酸化カルシウム【スープ】食塩、発酵調味料、たん白加水分解物、かつおエキス、昆布エキス、魚介エキス、チキンエキス、かつお節エキス、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、(一部に卵・小麦・大豆・鶏肉を含む)



ファミリーマート
8品目のおでん




ウェブサイトから
おでんの定番具材8種(大根、たまご、こんにゃく、結び白滝、ちくわ、さつま揚げ、鶏だんご、昆布)入りです。昆布と煮干しの旨みを加えたかつお節ベースのつゆです。


大根

たまご

こんにゃく

結び白滝

ちくわ

さつま揚げ

鶏だんご

昆布





具材の数は8種とセブンと同じですが、ファミマのおでんには ”白滝”・”鶏だんご” と特徴が出ています。

特におでんの具材として密かな人気の ”白滝” は、ほどいて麺代わりとして食べれます。

何分量が少ないので一口で食べ終わってしまいますが、価格を考えると致し方ないです。


さつま揚げは小さいながらも歯ごたえの良い食感、大根は硬めと感じました。

ちくわの焼き目には個性が感じられ、やや小さめですが ”鶏だんご”入りとコダワリの感じられる ”おでん” です。


価格
税込220円

具材
8種
卵、大根、こんにゃく、白滝、ちくわ、さつま揚げ、鶏だんご、昆布

成分表 
1袋500g当たり 
熱   量   155kcal
たんぱく質   11.0g
脂   質   5.5g
炭水化物    17.0g
糖   質   12.5g
食物繊維    4.5g
食塩相当量   5.5g
原材料
具材[鶏卵(国産)、大根、こんにゃく、結び白滝、ちくわ(卵・大豆を含む)、さつま揚げ(卵・大豆を含む)、鶏だんご(小麦・卵・ 乳成分・大豆・鶏肉を含む)、昆布]、だし[食塩、還元水飴、ぶどう糖果糖液糖、しょうゆ(本醸造)(小麦・大豆を含む)、植物たん白加水分解物(大豆を含む)、カツオエキス、かつおぶし、こんぶエキス、かつおぶしエキス、畜肉エキス(チキン、ポーク)(鶏肉・豚肉を含む)、煮干しエキス、酵母エキス]/加工でん粉、ソルビトール、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、水酸化Ca(こんにゃく用凝固剤)、リン酸塩(Na)、酸味料、香料(乳由来)、カロチノイド色素



ローソン
おでん




パッケージのコメント
かつおだしがよく染みています
ウェブサイトから
2種類のかつお出汁を使用し、うまみ・風味にこだわったつゆに、7種(大根・昆布・玉子・ごぼう巻・ちくわ・こんにゃく・さつま揚げ)を入れて煮込みました。


玉子

大根

こんにゃく

ごぼう巻

さつま揚げ

ちくわ

昆布



具材が7種類と他社よりも一品少ないローソンのおでん。

価格が最安値なのですが、セブンとは5円と僅かな差です。

ほぼ他社と変わらないオーソドックスなおでん種のラインナップ。

唯一の違いはごぼう巻となります。

このごぼう巻なのですが、柔らかくの煮込まれており残念ながらゴボウの存在感が薄くなっていました。

コンニャクはしっかりとした歯応えがあり、さつま揚げは柔らかく良い食感です。

大根はちょうど良い硬さと感じました。

スープにはほんのりと甘みがあり、煮込み具合は好印象でした。


価格
税込208円

具材
7種
玉子、大根、こんにゃく、ごぼう巻、さつま揚げ、ちくわ、昆布

成分表 
1袋550g当たり 
熱   量   161kcal
たんぱく質   12.7g
脂   質   5.0g
炭水化物    18.0g
糖   質   14.7g
食物繊維    3.3g
食塩相当量   6.01g
原材料
具(煮卵(国産)、水煮大根、こんにゃく、ごぼう巻き、さつま揚げ、ちくわ、昆布)、だし(食塩、かつおエキス、ぶどう糖果糖液糖、しょうゆ、水あめ、魚介エキス)/ 加工でんぷん、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、酒精、水酸化Ca(こんにゃく用凝固剤)、メタリン酸Na、酸化防止剤(V.C)、増粘剤(キサンタン)、(一部に卵・小麦・大豆・豚肉を含む)



トップバリュ
おでん




パッケージのコメント
鰹と昆布の合わせだし
だしがきいたまろやかな味

たまご

大根

こんにゃく

ごぼう巻

ちくわ

鶏だんご


イオンのプライベートブランド、トップバリュから7種類の具材が入った”おでん” 。

具材の特徴としては、しらたき・鶏だんごが入り昆布・さつま揚げが省かれています。

ファミマと似たラインナップですが、練り物に偏っていない良いバランスと感じます。

コンビニ3社と比べ、出汁の香りが強く際立っており癖になる美味しさを感じます。

そのしっかりとした味は、ご飯のおかずとしても食べれそうなおでんです。


価格
税込212.76円

具材
7種
たまご、大根、こんにゃく、ごぼう巻、しらたき、ちくわ、鶏だんご

成分表 
1袋500g当たり 
熱   量   178kcal
たんぱく質   13.0g
脂   質   6.5g
炭水化物    18.0g
糖   質   15.5g
食物繊維    2.5g
食塩相当量   5.2g
原材料
具[鶏卵(国産)、大根、こんにゃく、ごぼう巻 (大豆・卵を含む)、結びしらたき、ちくわ(大豆・卵を 含む)、鶏だんご(鶏肉・大豆・小麦・乳成分・卵を含む)]、だし[食塩、還元水あめ、ぶどう糖果糖液糖、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、植物たん白加水分解物(大豆を含む)、かつお節エキス、かつお節、昆布、チキンエキス、ポークエキス、いわし削り節、かつお節粉末、酵母エキス]風味調味料(かつお)
添加物
加工でん粉、ソルビトール、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、水酸化Ca(こんにゃく用凝固剤)、リン酸塩(Na)、酸味料、香料(乳由来)、カロチノイド色素



高浜
おでんはこれ!!




パッケージのコメント
手軽に食べられる本格派のおでん





笹かまやちくわなど、練り物製品を得意とする ”高浜”。

おでんに関しても数種類ラインナップする力の入れようです。

本格派と謳ったこの商品、汁に関してはしっかりと出汁が効いており満足のできる仕上がりかと思います。

具材に関しては少なめでオーソドックスな物が6種となります。

こんにゃくが小さい、ごぼう巻のゴボウが細く存在感が薄いなど、おでん種に関してはリーズナブル志向という印象でした。


価格
税込234.36円

具材
6種
たまご、大根、ごぼう巻、こんにゃく、ちくわ、昆布

成分表 
1袋500g当たり 
熱   量   149kcal
たんぱく質   10.0g
脂   質   6.4g
炭水化物    12.9g
食塩相当量   4.8g
原材料
ゆで卵(国内製造)、大根(中国又はインドネシア)、ごぼう巻、こんにゃく、濃縮スープ(アミノ酸液調味料、砂糖、食塩、その他)ちくわ、昆布、食塩/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ソルビット、カラメル色素、水酸化Ca、(一部に小麦・卵・大豆を含む)




アレンジ



ひとり用おでんの場合、基本的な種が一通り入っています。

しかし、単品で食べる場合には十分な量とは言えず、やや物足りなく感じてしまいます。

おでん汁に関しては各社、比較的豊富な量が入っているので是非とも活用したい所です。

リーズナブルな具材を中心に追加投入していき、そのマッチングを試していきます。



生芋しらたき

(セブン)

1袋180gで12.6kcalと低カロリー
価格は税込105円となります。

セブン製の ”生芋しらたき” を投入して、ボキュームアップを図ります。



おでんは開封して直に鍋で加熱、そこにしらたきを投入して煮込みます。


生芋しらたきを全量投入した所、結構なボリューム感となりました。

しかし元はコンニャクなので大変ヘルシーです。

しらたきをラーメン感覚で食べることができ、食べ応えが飛躍的に向上しました。

おでんだけでは物足りないという場合に最適です。


切り餅

(ファミマ )


ファミマのおでんに切り餅を投入します。

通常おでんには餅巾着が入るのですが、日持ちを考えると保存性のよい切り餅がベストでしょう。

切り餅は非常食としても活用できるので、ストックしておけば色々な料理に使えます。


調理法は、おでんを沸騰させてから切り餅を投入して煮込む。

又は、別途でレンジを使い餅を柔らかくしてから投入する2パターンです。




おでんの汁と合わせても全く違和感のない味わいです。

餅自体に汁は染み込みませんが、柔らかく伸びる様は強力なアクセントを感じさせてくれます。

おでんの具材に混ざっても他に負けない個性を持ち、即戦力とも言える活躍を見せてくれました。

炭水化物らしい強い食べ応えを持ちますが、食べ過ぎには注意したい所です。


焼き豆腐

(セブン )

鍋物には欠かせない焼き豆腐とセブンのおでんを合わせました。



1人分としては十分な汁量が入るレトルトおでん、積極的に具材を追加し活用したいです。

具材のかさ増しには最適なヘルシー食材の豆腐、体積が大きいので食べ応えを大きく向上させてくれます。

今回チョイスしたものは煮込み料理には最適な焼き豆腐、型崩れしずらくしっかりとした食感が味わえます。

なによりも焼き目の入った出で立ちは、食欲を大いに掻き立ててくれました。


玉コンニャク

(ローソン)





低カロリーのおでん種と言えばやはりコンニャク。

標準で三角形の物が1個入っていますが、更に玉タイプの蒟蒻を追加投入しました。

形態が変われば味わいも違ってくるものです。

100g当たり6kcalと驚異的な低カロリーを誇り、ガッツリと投入すればかなりお腹が膨れるので財布にも優しいです。


白菜

(ファミマ)





鍋物の具材としては定番の白菜。

オールマイティーな野菜なので、おでん出汁と合わない筈がありません。

ファミマ製おでんと一緒に鍋で数分煮込みましたが、やはり白菜のシャキシャキ食感は格別です。

おでん種の中では異色の食感となるので、大きなインパクトを与えてくれる事でしょう。


うどん

(セブン)



しらたきと比べると遥かに食べ応えのある、チルドタイプのうどんを試してみます。

鍋物の締めに投入される定番食材なので、大怪我はしない筈です。





おでん汁なので醤油ベースではありませんが、関西風うどんの様にも感じられ中々の美味しさです。

”うどん” として考えればかなりの具沢山、満足度の高い仕上がりです。


油揚げ

(セブン)


うどんへのトッピングとしては定番の油揚げ、和風だしのスープとは相性が良さそうです。


細かくカットして投入し軽く煮込みます。

厚みの薄い油揚げなので、あっと言う間に煮込まれてしまいました。


おでんの汁をたっぷりと含んだ油揚げは、ジューシーな味わいが感じられます。

他のオデン種とは違った美味しさがあり、十分なインパクトを残してくれました。


厚揚げ

(トップバリュ)


トップバリュのおでんに、厚揚げを入れていきます。

厚揚げは表面が香ばしく揚げられているので、焼き豆腐とはまた違った味わいが予想されます。


厚揚げを投入して、温まるまで煮込みました。

おでんの汁に厚揚げの油が滲み出ています。


揚げられているので、豆腐とは言えしっかりとした歯ごたえがあります。

香ばしい味わいもあり、かなりのボリュームアップが感じられました。

追加のおでん種としては、コスパも良いのでオススメ度は高いです。


インスタント麺

(トップバリュ)



これまで麺関係ではうどんを試しましたが、一番身近な麺製品といえるインスタントラーメンを試したいと思います。

星の数ほどあるインスタン麺ですが、今回はよりお手軽なチキンラーメンをチョイスしました。

熱湯で煮込む必要がなく、3分間待つだけというお馴染みの商品です。


おでんは湯煎して、チキンラーメンは別途でふやかして麺だけを投入しました。


チキンラーメンは元々麺に味付けがされているので、うどんとは明らかに違った味わいです。

麺の量がかなり多く感じるので、具材が豪華なラーメンのようにも感じられました。

食べ応えがあり、おでん汁との相性も良いので美味しく食べる事ができました。


キムチ

(トップバリュ)


手軽に辛味の刺激を追加できるキムチ、鍋料理の定番として外す事はできません。


今回は煮込まずに後乗せしてみました。


素の白菜とは大きく異なった風味を醸し出すキムチ、オデンとのマッチングも良く適度な刺激を与えてくれました。

お好みで適量をのせれるので、お試しには良いと思います。

ただキムチに含まれるニンニク臭が温度によりパワーアップするので、エチケット面には配慮したい所です。


魚肉ソーセージ

(セブン)





コストに優れ、カルシウムなどの栄養も摂れるお手軽食材の魚肉ソーセージ。

何にでも合わせる事ができるその万能ぶりは、時と場所を選ばない活躍を見せてくれます。

もちろん、その適応能力はおでん種としても健在です。

出汁の効いた昆布と一緒に食べれば、一段階上がった味の広がりを見せてくれます。


ちくわぶ

(高浜)



原料はほぼ小麦粉のみという、おでん種としてもメジャーな ”ちくわぶ”。

多少味気ない印象ですが、すいとんの様な美味しさがあります。

むろん炭水化物なので食べ応えは十分、煮込みにはたっぷりと時間をかけたい具材です。


竹輪

(高浜)




通常おでんセットには標準で竹輪が入りますが、各社焼き色やサイズが異なりひとつの個性となっています。

そこにオーソドックスな竹輪を入れてみました。

コストに優しいので気兼ねなく投入できるノーマル竹輪、セット品と食べ比べるのも良いかと思います。


モヤシ 鷹の爪

(セブン)

コスパが良く、手軽にかさ増しが出来る万能野菜のモヤシを試していきます。

おでん種としてはややトリッキーかと思いますが、一人用として利用する分にはセンスを問われる事もないので問題はないでしょう。


また、鷹の爪を使いピリ辛風味を足してみようかと思います。


おでん・モヤシ・鷹の爪を鍋に入れ、数分煮込みました。

味に関してはフラットなモヤシなので、何の問題もなくおでんスープと馴染んでくれました。

煮込まれても続くシャキシャキとした食感は、おでん種にはない味わいです。

箸休めとして食べれば、よりその存在感も強まる事でしょう。


通常おでんでの辛味付けとしては練り辛子が使われます。

食材に対してピンポイントで辛味を加えていくのですが、鷹の爪の場合スープ全体に広がる事になります。

おでんスープはどちらかと言えば甘味が強めなので、ピリ辛が良いアクセントとなり癖になりそうな味わいです。


ご飯とも試してみたのですが、雑炊感が出て悪くない味です。



まとめ



今回のおでんは全て一人分の分量となります。

それぞれにおでん種の違いが見られましたが、量的にはもう少し欲しい所でした。

本来は袋のままボイルするレトルトおでん。

一手間かかってしまいますが、袋から鍋に移し替えて自分の好きな具材を追加して食べるのがベストかなと感じます。

はんぺんや餅巾着を入れればクオリティーが格段に上がってしまいます。

スープは十分な量が入っており、味は確かなのでオススメです。


以上、
コンビニおでん』でした。





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