スープカレー・カレーうどん・レトルトカレー・カレーうどんの素
前回はカレーうどんに合うレトルトカレーを探しました。
今回はレトルトカレーの幅を広げて試してみようかと思います。
スープカレー、カレーうどん用、レトルトカレーと3種4商品のカレーをチルドうどんにかけて見ました。
チルドうどん |
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スープカレー
常々スープカレーの食べ方には疑問を持っていました。
ライスをスプーンですくいスープに浸して食べているのですが、何か今ひとつしっくりとこない。
普段米をスープに浸して食べる習慣がないため、違和感となっていると思うのですが。
もっとベストな方法があるのでは?
米ではなくソフト麺ならばどうだろうか?
麺ならばスープとの相性は抜群に良い、つけ麺のような食べ方ができるのでは?
この富良野市場スープカレーは、骨付きチキンと玉ねぎをが丸ごと1個入っている豪華仕様です。
しかし今回は具材はどうでもよく、うどんとスープの相性確認がメインとなります。
ん〜。
味がしない。
煮込んだわけではないので、麺に味がないです。
只でさえスープ状なので味が薄め、なおかつ浸しただけでは麺にまとわりつく量も少ない。
これならばライスの方が断然よいです。
かなり期待が大きかったので残念です。
今回はチルドうどんとスープカレーを別々に湯煎をしたのですが、スープカレーでうどんを煮込めばまた違った結果が出たのかなと課題を残す結果となりました。
カレーうどん
セブンプレミアム製のカレーうどんです。
麺付きで1杯当たり税込150円の低価格品となります。
低価格とは言え、れっきとしたカレーうどんなので実力は高いと思います。
スープにはほんのりトロミがついた状態、スープカレー並みのサラサラ感。
スタンダードなカレーうどんは、もう少しトロミがあると思うのですが?
スパイスはかなり効いていいるので味が薄く感じる事はないです。
唯一、濃縮スープを投入しうどんを煮込む商品なので麺への味の染み方は強いです。
カレーうどんとして考えると、やはり濃厚なトロミが欲しい所なのでやや物足りなく感じてしまいます。
しかし、カレースープとして考えた場合にはレベルは高いと思います。
味付けは申し分なく美味しいです。
レトルトカレー
丸大食品前回のレトルトカレー選抜の中で1番の高評価だった ”ビストロクラブ” をレトルトカレーの代表としました。(選抜人は自分一人です!)
濃度・味・具とバランスの良さがが特徴でした。
改めてこうして見ると、かなりの濃厚な雰囲気です。
やはり濃度的にカレーうどんとは一線を画する味わいです。
米の代わりにうどんを使ったカレーとして、成立はしていると思います。
美味しいのですが、本来のカレーうどんとはやや違うという印象です。
カレーうどんの素
フジッコ
今回の本命、カレーうどんの素です。
専用品なのでこれに勝る物はないと思うのですが、低価格品のセブンとの違いも気になります。
セブンはうどん付きで1杯当たり税込150円、このフジッコはうどんなしで税込192円と価格の差があります。
予想外に薄い色味です。
”和風だし仕立て” という事なので、しょうゆベースのダークな色合いを想像していました。
食べて見ると、色だけでなく味も薄く感じます。
適度なトロミはついているが、コクがなくパンチが弱いです。
想定外のあっさり味・優しい味に戸惑ったのですが…
今回は ”和風だし” を選んだのですが、 ”中辛” を選ぶべきだったと反省に至りました。
まとめ
色々と予想外な結果となりましたが、味の感想をまとめると
スープカレー
富良野市場
スープカレーなので麺にまとわりつく量が少なく味が薄い。
カレーうどん
セブンプレミアム
煮込み商品なのでうどんに味が染み込んで混んでいるが、もう少しとろみが欲しい。
レトルトカレー
丸大食品
レトルトカレーとしては高いバランスだが、カレーうどんとは別物。
カレーうどんの素
フジッコ
パンチが弱く感じた、辛味の強い味を選択すべきだった。
この結果を踏まえ順位をつけました。
1、カレーうどん(セブンプレミアム)
2、レトルトカレー(丸大食品)
3、カレーうどんの素(フジッコ)
4、スープカレー(富良野市場)
第一印象ではとろみ具合に不満のあったセブンなのですが、一通り食べて見るとスパイシーな美味しいさに気付かされました。
シャバシャバなスープも許せてしまう位の、癖になる美味しさがありました。
この中では唯一お湯から煮込んでいるので、麺への染み込み方も有利でした。
最下位となったスープカレーも煮込めば美味しくなる予感がしました。
以上、