塩焼き・サバ缶
エントリー
塩焼
パッケージのコメント
熟成し直火で焼いた
ウエブサイトのコメント
遠赤外線で焼き上げた後に皮目を炙り、香ばしく仕上げたさばの塩焼です。並塩に藻塩もブレンドして漬け込み、しっかり熟成させました。身を削らずに骨を抜いてあるので、厚みと食べ応えがあって夕食のおかずにおすすめです。
この塩焼きは、三枚におろされた片身だと思われます。
商品説明では ”身を削らずに骨を抜いてある” という事ですが、確かに中々の肉厚と感じます。
皮の炙り・ブレンド塩での漬け込みと、セブンこだわりの塩焼きです。
サバはノルウェー産を使用。
製造者は株式会社STIフード
塩焼き
製造者は株式会社STIフード
*藻塩(もしお)は海藻から作られた塩です。
サバ缶
1枚には繋がらず
パッケージのコメント
瀬戸内海の花藻塩使用
ウエブサイトのコメント
旬の季節に水揚げされた、脂が乗って身が引き締まった国産さばを使用し、花藻塩を使って素材の味を引き立て仕上げました。パスタやお味噌汁などお料理の具材に最適です。
缶の中身を並べても繋がらないので、1匹のサバが切られて入っている訳ではないようです。
缶詰の場合、加熱処理されているので皮が柔らかくなり崩れやすくなっています。
こちらは国産のサバを使用。
製造者は株式会社STIミヤギ
*瀬戸内の花藻塩とは浜松塩業株式会社の商品です。
海藻の旨味成分を含む、しっとりした粗塩タイプのお塩です。
*両商品とも販売者は同じ株式会社STIですが、製造工場が違います。
骨
塩焼き
身の中を探して見ましたが、小骨らしき物は見つかりませんでした。
きっちりと取られているので、骨を気にする事なく食べれます。
サバ缶
骨まで柔らかく煮込まれているので食べやすく、歯応えがポリポリ美味しく感じます。
柔らかいので喉に刺さる心配は全く感じませんでした。
皮
塩焼きの場合、皮をめくると綺麗に剥がれました。(サバの脂が滲み出てきて食欲をそそります)
魚の皮は食べる派と食べない派に別れるのですが、この皮には栄養があると言われています。
ビタミン・コラーゲン、特に青魚の代表的な栄養のDHA・EPAは皮の下に豊富に含まれているそうです。
しかし、残念ながら自分はこの皮には抵抗があり残してしまいます。
パリッと焼けている状態ならば食べれるかもしれないのですが、レトルト塩焼きの場合はレンジで加熱をするので、皮はフニャフニャ柔らかい状態なのです。
サバには申し訳ないのですが、ちょっと気持ち悪いなと感じてしまいます。
*やはり栄養分を捨ててしまうのは勿体ないので、オーブンで皮の表面を炙ってみて食べれるようになるか? 試してみました。
サバ缶
柔らかく煮込まれているので皮ごとかぶりつけます。
レトルト塩焼きで感じた皮への抵抗感も、サバ缶では感じる事なく余裕で食べれました。
(そもそも煮込みの場合、皮を綺麗に分離させて残すのは難しいと思いますが)
これは恐らく…
サバ缶は柔らかく煮込まれている
↓
皮の弾力がなくなって簡単に嚙み切れる
↓
その結果、皮を意識せずに食べれる
という分析結果となりました。
サバ缶
さば(国産)、食塩(一部にさばを含む)
感想・まとめ
コスパ
サバの塩焼き < サバ缶
予想以上に大きな差が開き、お買い得度ではサバ缶の圧勝。
栄養
サバの塩焼き < サバ缶
皮・骨まで食べられるサバ缶の勝ち。
食べ易さ
サバの塩焼き > サバ缶
個人の好みとなりますが、焼き魚の方が食べ易いと思います。
賞味期限
サバの塩焼き < サバ缶
比べるまでもなくサバ缶(サバ缶は年単位、塩焼きは1週間程度)
スペック的には価格・栄養・保存性とサバ缶の圧勝となりました。
食べ易さに関しては自分の好みとなってしまうのですが、脂ののった焼き魚は”ご飯のおとも”・”お酒のおつまみ”と大活躍です。
*多くの栄養成分が含まれているサバですが、食べ過ぎには注意が必要です。
・プリン体が多い
・カロリーが高い
・塩分の取り過ぎに注意
サバの代表的な栄養、DHA・EPAも過剰に取り過ぎると副作用がでるといわれます。
どんな食べ物もそうですが、食べ過ぎ・偏った食事は弊害が出てしまいます。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、
好きな物でも程々にし食を楽しみたいと思います。
以上、
サバの『総合比較』でした。