2022年7月11日月曜日

ヤマザキ 串だんご 食べ頃検証☆硬くても復活します。


山崎製パンのスイーツ、”串だんご”の柔らかさ(日数経過)レビューです。


シンプルな和製スイーツ、串団子。

饅頭・おしるこ・どら焼き・小倉トーストとアンコを使った食べ物は沢山あり、それぞれ違った美味しさ・個性があります。

串団子の要と言えば、当然弾力のある団子の存在。

団子にとって、柔軟性は最重要項目。

固くなってしまっては、美味しさも半減してしまいます。


リーズナブルな価格と、期待を裏切らない味で人気のヤマザキ”串だんご”。

この『串だんご』の(消費期限内で)美味しく食べれる日数を検証レビューします。






外観

やまざき

串だんご






ヤマザキ ウェブサイトより
自慢のたれ・あん・三色、3本パックのだんご
サッと程よく焼き目をつけただんごにとろりとしたタレをからめた「串だんご(たれ)」、あんの甘味がおいしいハーモニーを奏でる「串だんご(あん)」、彩りと香りのバラエティを楽しめる「串だんご(三色)」を取りそろえました。今日の好みで選んで、煎れたての緑茶といっしょに召し上がれ!


高確率でコンビニの店頭にも並んでいる商品なので

老若男女、馴染み深いスイーツではないでしょうか。

・精細な”こしあん”の趣(おもむき)
・弾力のありそうなつるんとした団子
・食欲をそそる焼き目

手作り感は無く量産商品と言う感じですが、低価格で365日食べれるので団子ファンには嬉しい限りです。


ヤマザキ”串だんご”には、あん・たれ・三色などありますが、代表格の”あん”味で検証をしました。




価格・成分表・原材料 (2022/7月)



購入価格

コンビニ
税込 108円

スーパー
税込 95円


原材料
こしあん(小豆、砂糖、水あめ、寒天)(国内製造)、上新粉(うるち米(米国))、砂糖/トレハロース、ソルビット、グリシン、pH調整剤、酵素、(一部に卵・小麦・大豆を含む)




残り日数による固さの比較



団子にとって”柔軟性”は生命線です。

硬化し始めると味わいに大きな悪影響が出てしまいます。

そんなデリケートな団子なので、食べ頃の判断は慎重にしたいものです。

ベストな状態の”串だんご”を探るべく、日数経過による変化を検証しました。

*硬化の進行度合いは、季節・湿度・保管状態などの影響で変化すると思われます。


消費期限 3日前



全体的に柔らかく、よく伸びます。

適度な歯ごたえ・弾力・もちもち食感と、期待を裏切らない何時もの”串だんご”です。

美味しさ指数 100%



消費期限 2日前



伸び方は悪くないですが、歯応えがやや増している印象です。

(”3日前”と)食べ比べると感じる位の、初期硬化が始まってるようです。

自分はヘビーユーザーなので、この位の固さにも敏感に反応してしまいますが、ライトユーザーならば気にならないレベルかと思います。


美味しさ指数 80%




消費期限 1日前



食べ比べなくとも判る固い歯応え、全体に固さが出ています。

伸び方も悪いです。

端の方など、部位によっては結構な固さがあります。

柔らかい”串だんご”をイメージして食べると、不満を感じてしまうレベルです。


団子というデリケートな商品、多少の硬化でも食べる側への精神的ダメージは大きいです。

楽しみにしていたおやつタイムも、テンションが下がりフラストレーションが溜まってしまいます。


美味しさ指数 60%



消費期限 当日



伸びが悪くブチブチと切れてしまう状態。

明らかに固い。

味うんぬん以前に、固さばかりに意識がいってしまい味わうどころではない状況。

この固さならば、ディスカウントが必須なレベル。

定価販売でこの”当日”を購入してしまった場合、ハズレをつかまされた敗北感に襲われる事でしょう。


美味しさ指数 30%

固くなってしまった団子に、もはや魅力は感じられず

”1日前”から大幅なダウンとなりました。



結果

今回の検証は3月中旬・気温15℃前後の時期に行いました。

季節により硬化速度が変わってくると思うのですが

美味しく食べるには”2日前”までをお勧めしたいです。

止むを得ず”1日前”・”当日”を食べる場合には、固くなっている事を前提に(期待値を下げて)食べると精神的ショックが少ないと思われます。



団子の再生



固くなった団子を、再び柔らかくして美味しく食べたい。

文明の利器、電子レンジで温めてみました。


検証条件
・消費期限当日の団子を使用
・ラップなし
・電子レンジの出力500W
・串一本だけ投入



加熱時間 20秒

熱々とまではいかないですが、結構な温度に温まりました。

湯気こそ出ていないですが、顔を近づけると熱を感じます。


団子は柔らかすぎて弾力がなくなりました。

明らかに加熱し過ぎた状態です。

アンコは甘さが強調され、”あんまん”の様な味わいとなりました。

ラップなしで加熱しましたが乾燥した感じはありませんでした。

串一本で20秒では加熱時間が長過ぎたようです。



加熱時間 10秒

”3日前団子”とほぼ同等か少し柔らかい位に感じます。

若干歯応えが少なくなった感はありますが、十分美味しいです。

ほんのり温まっている状態ですが、団子・アンコともに違和感はありません。

かえって作り立てのようで好印象かもしれません。

もちろん乾燥もなし。

柔らかさの再現成功と言って良いと思います。


結果

串一本・500W・消費期限当日、の組み合わせでは10秒加熱がgoodという結果となりました。

しかし、1本で10秒はあくまでも目安として考えて下さい。(加熱前の団子の固さで結果が変わってきます。)

日にちを変えて1本10秒加熱を三度トライしたのですが、加熱後の柔らかさはそれぞれ微妙に違っていました。

今回で言えば8秒位であれば、より”3日前団子”に近かったのかなと思います。

やはりベストを目指すならば、数秒単位での調整が必要となります。


温め過ぎると、”弾力がなくなる”・”甘さが際立つ”という不具合が発生してしまうので、まずは少ない加熱時間で様子を見ながら加熱の延長をした方が良いです。



まとめ



団子の場合、少しでも固くなってしまうと美味しさの低下率が激しいです。


しかし…

今回の検証をして、考えを改める事にしました。


団子は日にちが経てば固くなるのが自然の摂理。

固くなっていく様も”団子の醍醐味”と楽しむ位の心の余裕を持ちたいなと。


電子レンジで簡単に柔軟性の復活もできるので。

今後は”串だんご”ファンとして、例え消費期限が近くとも積極的に購入していきたいです。



以上、

ヤマザキ『串だんご』でした。