2022年7月20日水曜日

inゼリーマルチビタミン ゼリー飲料 詳細比較 

森永製菓マツモトキヨシ

ゼリー飲料(マルチビタミン味)の比較です。


経済動向に不安が付き纏う昨今、せめて体には気をつけておきたいです。

発熱など体内からのダメージの場合、精神が削られてしまいます。

自己防衛として十分な睡眠・栄養補給など、免疫力を高めておきたい所です。


免疫力・抵抗力アップにはビタミンが欠かせません。

ビタミンは自身の体内でつくる事は出来ないので、食べ物からの摂取が必須となります。


短時間でエネルギー補給が可能なゼリー飲料、

その中でもビタミンの補給に特化した ”マルチビタミン味”。


森永製菓の inゼリーマルチビタミン

マツモトキヨシホールディングスの マルチビタミンゼリー

2社の『ゼリー飲料』を詳細に比較レビューします。


目次
 エントリー
 ・森永
 ・マツキヨ
 価格・成分表
 比較
 原材料
 感想・まとめ



エントリー

森永

inゼリーマルチビタミン


パッケージのコメント
1日分ビタミン12種類 
グレープフルーツ味 
果汁10%未満 
栄養機能食品(ビオチン)
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
「1日分」は、栄養素等表示基準値2015を目安にしています。

ゼリー飲料のさきがけと言えばこちら。

ウイダーinゼリー” という商品名に馴染みがありますが、現在は ”inゼリー” に変更となっています。

”栄養機能食品(ビオチン)”と表示があるのですが、消費者庁によると
栄養機能食品として販売するためには、一日当たりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が、定められた上・下限値の範囲内にある必要があるほか、基準で定められた当該栄養成分の機能だけでなく注意喚起表示等も表示する必要があります(食品表示基準第7条及び第21条)。

栄養機能食品には脂肪酸1種・ミネラル6種・ビタミン13種あるのですが、上・下限が決められており多過ぎてもダメのようです。

この商品ではビオチンが 栄養機能食品に該当しているようです。


マツキヨ

マルチビタミンゼリー


パッケージのコメント
11種類のビタミン配合 
グレープフルーツ味 
無果汁

マツモトキヨシ オリジナルのゼリー飲料となります。

森永製よりも1種少ない11種類のビタミンが配合されています。

販売者はサプリメントや衛生用品を手がける、リブ・ラボラトリーズ。

このマルチビタミンゼリーの他にも
・エネルギーゼリー
・エナジードリンクゼリー 
・LAB プロテイン21000 ゼリー
・LAB アミノ3500ゼリー
とラインナップを揃えています。


価格・成分表


2022/7月


森永
マツキヨ
内容量
180g
180g
購入価格
税込170円
税込105円
栄養成分
180gあたり
180gあたり
エネルギー
90kcal
83kcal 
たん白質
0g
0g
脂質
0g
0g
炭水化物
22.5g
21g
食塩相当量
0.11g
0.3g
カリウム
49mg
-
リン
0.5~3.0mg
-


内容量は同じですがマツキヨの方が65円安くなっています。

さすがにこの価格差は大きく感じられ、価格だけを見ると圧倒的にマツキヨ有利という状況です。


ちなみに両方ともマツキヨ店舗で買った価格となります。

森永inゼリーはマツキヨでは税込170円でしたが、恐ろしい事にコンビニでは税込210円で売られていました。

その差が105円、マツキヨ価格のちょうど2倍となります。

コンビニは食品価格でドラッグストアに太刀打ちできませんが、予想以上の価格差です。



ビタミン成分表

森永
マツキヨ
ナイアシン
13.0~25.2mg
7mg
パントテン酸
4.8~20.5mg
1.0~4.2mg
ビオチン
50~118μg
(100%~236%)
-
ビタミンA
770~1367μg
110~310μg
ビタミンB1
1.2~2.8mg
0.9mg
ビタミンB2
1.4mg
0.6mg
ビタミンB6
1.3mg
0.7mg
ビタミンB12
2.4~5.9μg
1.6μg
ビタミンC
100~248mg
100~240mg
ビタミンD
5.5~16.4μg
3.2μg
ビタミンE
6.3mg
4.5mg
ビタミンK
0ug
-
葉酸 
240~786µg
50~135μg

肝心なビタミン成分は、マツキヨの方が1種類少ないです。

全ビタミン13種類中
・森永   12種類(ビタミンKなし)
・マツキヨ 11種類(ビオチン・ビタミンKなし)


ほとんどの項目で森永が上回っており、成分によっては倍近くの差が出ています。

なるほど、これを見ると65円の差も分かる気がします。


森永と同じ量のビタミン成分を摂る為には、マツキヨを2本飲まなければなりません。

成分量の差が価格にあらわれていたようです。


1日分のビタミンと謳っている森永inゼリーですが、ビタミンKが0μgです。

どうやら栄養機能食品の規格基準にビタミンKは含まれていないようです。

ちなみにビタミンKは納豆に多く含まれています。



比較


中身
*一部を抜粋しました、全容量ではありません。

左:森永  右:マツキヨ


左側の黄色味がやや強い方が森永inゼリー。

マツキヨの方がゼリー分が多いので、この違いで区別がつきます。



飲み口

左 森永     右 マツキヨ

左 森永     右 マツキヨ


内径はほぼ同じ。

外径は僅かに森永が小さく、厚みが薄い造りです。

特にどちらが飲み易い、というのはありませんでした。



原材料


パッケージに記載されている原材料名です。
原材料名は 使用した重量の割合の高い順に表示されています。

森永
果糖ぶどう糖液糖、グレープフルーツ果汁/香料、クエン酸、乳酸Ca、ゲル化剤(増粘多糖類)、V.C、クエン酸Na、塩化K、ナイアシン、パントテン酸Ca、乳化剤、V.E、V.B1、V.B2、V.A、V.B6、葉酸、甘味料(スクラロース)、ビオチン、V.D、V.B12

マツキヨ
果糖ぶどう糖液糖、寒天/酸味料、香料、ゲル化剤(増粘多糖類)、乳酸Ca、V.C、ナイアシン、V.E、パントテン酸Ca、V.B1、V.B2, V.B6, V.A,葉酸、V.D、 V.B12 



感想・まとめ



両製品ともにグレープフルーツ味となります。

酸味と甘みがあり、両製品とも美味しく飲めました。


森永

マツキヨより酸味・甘みがマイルド、上品な印象です。

ゼリー少なめで、サラッとしたドリンクに近いのどごしです。


マツキヨ

酸味・甘みが森永よりもやや濃いです。

寒天入りでゼリー感が多いので、腹ごしらえにはこちらが適しています。




まとめ

1本で1日分のビタミンが摂れる、ビタミン成分が充実している森永

価格が森永の約60%(ビタミン成分量はそれなりに低いです)、ゼリー感が多く小腹を満たすなら マツキヨ

という結果となりました。


ビタミンの摂取効果は中々体感しづらい所ではあります。

個人的にはコスパが良く空腹も満たしてくれるマツキヨには、かなりの魅力を感じました。



以上、

素早い栄養補給、お腹にも優しい『ゼリー飲料』でした。

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